犬用シャンプーと人間用シャンプーの違いは?トイプードル専門ブリーダーが実体験から解説

トリミング前後のトイプードル。犬用シャンプーと人間用シャンプーの違いを実体験をもとに解説します。 食事・健康・お手入れ

子犬を迎えたご家族から、こんなご相談をいただくことがあります。

「人間用のシャンプーを犬に使ってはいけないのは、なぜですか?」

トリミングサロンへ行くまでの間、自宅でシャンプーをしてあげるご家庭も多いと思います。

そんなとき、「人間用のシャンプーでも大丈夫なのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

実は、私たちプードルズハウスでも、これまでさまざまなシャンプーを試してきました。

人間用シャンプーを試したこともありますし、犬用シャンプーも実際に使い比べながら、それぞれの子に合うものを探してきました。

その経験から感じたのは、犬用シャンプーと人間用シャンプーには、犬の皮膚や被毛を守るための大切な違いがあるということです。

この記事では、犬用シャンプーと人間用シャンプーの違いをはじめ、私たちが実際に試した経験や、現在もプードルズハウスで使用している犬用シャンプー、選び方で大切にしているポイントについて、トイプードル専門ブリーダーの視点から詳しくお伝えします。

犬用シャンプーと人間用シャンプーの違いを知ろう!

健康な被毛のトイプードル。犬用シャンプーと人間用シャンプーの違いを解説します。

人間用のシャンプーを犬に使ってはいけない理由は、犬と人では皮膚の性質が大きく違うためです。

一番大きな違いは、「pH(ペーハー)値」です。

pHとは、液体が酸性・中性・アルカリ性のどの性質を持っているかを表す数値です。

犬の皮膚は一般的に中性から弱アルカリ性に近いといわれています。

そのため、犬用シャンプーも犬の皮膚に合わせて、中性から弱アルカリ性で作られています。

一方、人間の皮膚は弱酸性です。

人間用シャンプーも、その弱酸性の肌に合わせて作られています。

つまり、人にはやさしいシャンプーでも、犬の皮膚には必ずしも合うとは限りません。

さらに、犬の皮膚は人よりも薄く、とてもデリケートです。

そのため、犬には犬の皮膚に合わせて作られたシャンプーを選ぶことが大切だと私たちは考えています。

では次に、犬用シャンプーと人間用シャンプー、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

犬用シャンプーの特徴

犬用シャンプーは、犬の皮膚や被毛に合わせて作られています。

犬の皮膚の特徴でもお伝えしたように、犬の皮膚は中性から弱アルカリ性に近く、人間よりも薄くデリケートです。

そのため、皮膚への刺激をできるだけ抑えられるように作られている犬用シャンプーを選ぶことが大切です。

我が家でも、これまでさまざまな犬用シャンプーを使ってきましたが、「犬用だからどれでも同じ」というわけではありませんでした。

実際には、シャンプーによって洗い上がりや被毛の手触りが違ったり、かゆがるまでの期間が違ったりと、その子との相性を感じることも少なくありませんでした。

だから我が家では、成分だけで判断するのではなく、実際に使った後の皮膚や被毛の状態を見ながら、我が家の子たちに合ったシャンプーを選んでいます。

人間用シャンプーの特徴

一方、人間用シャンプーは、人の頭皮や髪の毛に合わせて作られています。

人間の頭皮は一般的に弱酸性で、その状態を保つことで健康な頭皮環境を維持しやすいとされています。

そのため、人間用シャンプーも弱酸性を基本として作られているものが多く販売されています。

実際に我が家でも、人間用シャンプーを試したことがありました。

人間用だったため、そのまま使うのではなく、少し薄めて様子を見ながら使用していました。

その時はすぐに大きな変化はありませんでしたが、しばらく使い続けているうちに、被毛のべたつきが目立つようになり、皮膚も同じようにべたつくようになった子がいました。

もちろん、すべての犬に同じような症状が出るわけではありません。

しかし、その経験から我が家では、人間用シャンプーではなく、犬の皮膚や被毛に合わせて作られた犬用シャンプーを選ぶようになりました。

犬用シャンプーの種類とその選び方

トリミング中のトイプードル。被毛や皮膚の状態を確認しながらお手入れをしています。

犬用シャンプーにはさまざまな種類があります。

「どれを選べばいいのだろう」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

我が家でもこれまで、子犬や親犬たちの皮膚や被毛の状態を見ながら、いろいろなシャンプーを試してきました。

その経験から感じるのは、「人気があるシャンプー」ではなく、「その子に合ったシャンプー」を選ぶことが何より大切だということです。

まずは、犬用シャンプーの種類について見ていきましょう。

美容目的のシャンプー

美容目的のシャンプーとは、普段のお手入れで使う犬用シャンプーのことです。

皮膚や被毛の汚れを落とし、清潔な状態を保ちながら、毛並みを整えることを目的としています。

最近では、低刺激タイプや無香料、保湿成分を配合したものなど、さまざまな犬用シャンプーが販売されています。

我が家でも、これまでいろいろな犬用シャンプーを試してきました。

実際に使ってみると、洗い上がりの手触りや毛並みだけでなく、シャンプー後のかゆみや被毛のべたつきなど、その子によって相性が違うことを何度も経験してきました。

そのため我が家では、「人気があるから」「口コミが良いから」という理由だけで選ぶことはありません。

実際に使った後の皮膚や被毛の状態を見ながら、その子に合ったシャンプーを選ぶことを大切にしています。

もしシャンプーをした後に、体をかゆがったり、フケが増えたり、被毛がべたつくような場合は、そのシャンプーが合っていない可能性もあります。

そのような場合は、シャンプーを見直してみることも大切です。

また、シャンプー選びだけでなく、洗う頻度も皮膚の状態に大きく影響します。

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シャンプーは、一度使っただけでは相性が分からないこともあります。

我が家でも、実際に使ってみて初めて「この子には合っているな」「少し合わないかもしれないな」と感じることが何度もありました。

だからこそ、シャンプーをした後は、被毛の手触りだけでなく、かゆがる様子や皮膚の状態などもあわせて見てあげることが大切です。

もし、どのシャンプーを選べば良いか迷った場合は、商品の説明やネット上の口コミだけで判断するのではなく、かかりつけの動物病院や信頼できるブリーダー、トリマーなどに相談してみることをおすすめします。

薬用目的のシャンプー

薬用シャンプーは、皮膚トラブルがある場合に使用することを目的としたシャンプーです。

例えば、強いかゆみや赤み、湿疹、フケが続く場合などは、通常の美容目的のシャンプーでは改善しないことがあります。

そのような場合は、自己判断でシャンプーを変えるのではなく、まずは動物病院で診てもらうことをおすすめします。

我が家でも、皮膚の状態が気になる子がいた場合は、まず獣医師に相談し、その子の症状に合ったケアをするようにしています。

薬用シャンプーは、犬の皮膚の状態に合わせて選ぶことが大切です。

愛犬に合ったシャンプーを選ぶためにも、かかりつけの動物病院で相談しながら使用するようにしましょう。

また、皮膚トラブルはシャンプーだけが原因とは限りません。

フケやかゆみなど、普段とは違う様子が見られた場合は、早めに原因を確認してあげることも大切です。

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我が家で実際に使ってきた犬用シャンプーをご紹介します

我が家では、これまで皮膚や被毛の状態を見ながら、さまざまな犬用シャンプーを試してきました。

どれも実際に使用したシャンプーですが、それぞれ特徴があり、相性も違いました。

ここでは、その中でも実際に使って良かったと感じたシャンプーをご紹介します。

今回ご紹介するのは、次の3つのシャンプーです。

・A.P.D.C. ティーツリーシャンプー
・シャンメシャン 自然のシャンプー
・自然流 全犬種用シャンプー

それぞれ、我が家で使って感じたことを交えながらご紹介します。

たかくら新産業【A.P.D.C. ティーツリーシャンプー】

ティーツリーシャンプー

※画像:たかくらとくらすonline store【シャンプー】より
※画像:たかくらとくらすonline store【コンディショナー】より

我が家では現在、このシャンプーを使用しています。

これまでいくつかのシャンプーを試してきました。

具体的には、洗った後のニオイの反応が一番少なかったこと、かゆがる動作をするまでの期間が一番長かったことです。

もう一つ、なによりも我が家のトイプードルたちとの相性が非常に良かったことです。

なので、現在も継続して使っています。

植物由来のナチュラルな香りと効果

A.P.D.C.シリーズの特長を実感できるシャンプーです。

独自配合の洗浄成分で皮脂汚れをしっかりと落としクリアな皮膚へ導きます。清浄効果のあるティーツリーをはじめとした6つの植物成分と紅藻エキス&植物性ヒアルロン酸が、被毛をふんわりしなやか、するりとなめらかに仕上げる植物成分配合のナチュラルシャンプーです。泡切れ、水切れがよく、使いやすさも抜群。

上質なエッセンシャルオイルの爽やかな香りも人気の理由です。

引用:たかくらとくらすonline storeより

ティートリーはオーストラリア原産の常緑植物で、古くから抗菌剤として活用されてきた天然のティーツリーオイルです。

キタガワ【シャンメシャン自然のシャンプー】

キタガワ【シャンメシャン自然のシャンプー】

画像:有限会社キタガワ オンラインより

我が家のなかで被毛のボリューム感がなく、少し皮膚の弱い子にためしてみたところ、被毛のボリューム感も増え、かゆがる頻度も少なくなりました。

泡立ちが良く、すすぎも比較的早いため、使いやすいと感じました。

なによりも皮膚に優しい感じを受けました。

純植物性ですから排水後100%自然分解されますので、アウトドアでの屋外使用にも最適です。

天然100%ですので人の手にもやさしく、肌の弱い方でも安心してお使いになれます。

ノミやダニの嫌がる天然ハーブエキスを使用しています。

何度か洗ううちにこしのある毛になっていくのがわかります。

引用:有限会社キタガワ オンラインより

皮膚がデリケートな子には、一度試してみる価値のあるシャンプーだと感じています。

レッドハート【自然流 全犬種用シャンプー】

レッドハート【自然流 全犬種用シャンプー】

画像:レッドハート株式会社 自然用(犬猫シャンプー)より

我が家でも実際に使用しました。

洗い上がりの手触りが良く、被毛もふんわり仕上がる印象でした。

以前お世話になっていたトリミングサロンでも使用されていたため、安心して使えたシャンプーの一つです。

天然ハーブの洗浄力で、毛の汚れやほこりなどの頑固な汚れをすっきりと落とす、洗浄効果の高いシャンプー。
さっぱりと洗い上げたい短毛種や体臭の強い犬種、汚れのひどい犬・猫にお薦めです。

引用:レッドハート株式会社 自然用(犬猫シャンプー)より

商品が店頭には並んでいないことも多く、知名度はそれほど高くないかもしれません。

しかし、我が家でも実際に使用し、安心して使えたシャンプーの一つです。

まとめ

犬用シャンプーと人間用シャンプーの違いについて、我が家で実際に試した経験を交えながらご紹介しました。

人間用シャンプーは人の皮膚に合わせて作られているため、犬の皮膚や被毛には必ずしも合うとは限りません。

我が家でも実際に試したことがありましたが、その後の被毛や皮膚の状態を見ながら、現在は犬用シャンプーを使用しています。

また、犬用シャンプーであっても、すべての子に同じものが合うわけではありません。

大切なのは、「人気があるから」「口コミが良いから」という理由だけで選ぶのではなく、愛犬の皮膚や被毛の状態を見ながら、その子に合ったシャンプーを選んであげることです。

もしシャンプー後にフケやかゆみ、被毛のべたつきなどが気になる場合は、一度シャンプーを見直したり、必要に応じて動物病院へ相談したりすることをおすすめします。

この記事が、愛犬に合ったシャンプー選びの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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