愛犬を抱っこした時やブラッシングをした時に、白いポロポロとした「ふけ」が気になったことはありませんか?
「もしかして病気なのかな?」
「シャンプーが足りないのかな?」
「もっとこまめに洗った方がいいのかな?」
このように不安になる飼い主さんは少なくありません。
実際に、私もブリーダーとして子犬をお迎えいただいた飼い主さんから、ふけについて相談を受けることがあります。
トイプードルは毛が抜けにくい犬種のため、少しのふけでも目立ちやすく、気になってしまうことがあります。
しかし、ふけが出ているからといって、必ずしも病気とは限りません。
実は以前、ふけが気になるという理由で毎週シャンプーをしていた子が、お迎え後にシャンプーの頻度を見直したことで、ふけが目立たなくなったケースがありました。
良かれと思って続けていたお手入れが、実は逆効果になっていたかもしれないのです。
今回は、実際にあった相談や我が家での経験をもとに、トイプードルにふけが出る原因や、お家でできる対策についてお話しします。
トイプードルのふけが気になると心配になりますよね
愛犬の体に白いふけのようなものを見つけると、心配になる飼い主さんは少なくありません。
実際に、トイプードルを迎えたばかりの方からも、「ふけが出ているけれど大丈夫でしょうか?」という相談を受けることがあります。
まずは、多くの飼い主さんが感じる不安について見ていきましょう。
ふけが出ると病気ではないかと不安になる
愛犬の体をなでた時やブラッシングをした時に、白いふけのようなものが見えると心配になりますよね。
特に初めて犬を飼う方の場合、
「皮膚の病気ではないかな?」
「シャンプーの回数が足りないのかな?」
「何か特別なケアが必要なのかな?」
と不安になることもあると思います。
実際、
- 毛の中に白い粉のようなものが見える
- 抱っこすると服に付いている
- ブラッシングをすると目立つ
このような状態を見ると、病気ではないかと心配になるものです。
ただ、ふけが出ているからといって、必ずしも病気とは限りません。
子犬の成長や季節による乾燥、お手入れ方法などが影響している場合もあります。
実は相談を受けることも少なくありません
ブリーダーをしていると、ふけについて相談を受けることがあります。
最近も、我が家から子犬を迎えてくださった飼い主さんから、
「少しふけが気になるのですが大丈夫でしょうか?」
という相談をいただきました。
愛犬の体に変化があると心配になるのは当然のことです。
だからこそ、まずは慌てずに原因を考えることが大切です。
次に、実際に私が経験した「ふけが多いから毎週シャンプーをしていた」というケースについてお話ししたいと思います。
【実際の相談】「ふけが多いから毎週シャンプー」の大きな落とし穴

ふけの原因はさまざまですが、以前私が相談を受けた中で、とても印象に残っているケースがあります。
今回は、その時の実際のお話をご紹介したいと思います。
お迎え前に聞いた意外なお話
以前、ペットショップからトイプードルを迎えられた飼い主さんから相談を受けたことがありました。
その時、ペットショップの店員さんから聞いたのが「この子はふけが出やすいので、毎週シャンプーをしているんです」というお話でした。
ペットショップの店員さんとしては、販売中の子犬をできるだけきれいな状態でお客様に見てもらいたいという考えだったようです。
実際に、子犬の体に白いふけが目立っていると、見た目の印象も気になります。
お迎え後にご相談を受け、お手入れ方法について一緒に考えてみることになりました。
良かれと思って続けていたお手入れ
もちろん、お店としても清潔な状態を保とうとしていたのだと思います。
しかし、犬の皮膚は人が思っている以上にデリケートです。
人でも洗顔をしすぎると肌が乾燥しやすくなることがありますが、犬もシャンプーの回数が多すぎると必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。
その結果、皮膚が乾燥し、細かい角質が剥がれてふけとして目立つことがあります。
また、トイプードルは抜け毛が少ない犬種です。
剥がれたふけが自然に落ちにくく、巻き毛の中に残りやすいため、他の犬種よりもふけが多く見えてしまうこともあります。
そのため、
「ふけが気になるからシャンプーをする」
↓
「必要な皮脂まで洗い流してしまう」
↓
「皮膚が乾燥する」
↓
「さらにふけが出る」
という悪循環になってしまう場合もあるのです。
もちろん、すべてのふけがシャンプーのしすぎによるものではありません。
この経験を通して感じたのは、「お手入れは回数が多ければ良いというものではない」ということでした。
【体験談】シャンプーの頻度を見直したらふけが目立たなくなった
前述のケースでは、お迎え後にシャンプーの頻度を見直して様子を見ることになりました。
ここで大切なのは、「シャンプーを減らせば必ず改善する」ということではなく、その子に合ったお手入れ方法を探していくことです。
お迎え後は月1回程度のシャンプーへ
それまで毎週行っていたシャンプーをやめ、月1回程度のペースへ変更しました。
もちろん、ブラッシングなどの日常のお手入れは続けながら、皮膚の状態を見守ることにしました。
犬の皮膚の状態は、体質や年齢、生活環境などによっても変わるため、急な変化がないかを確認しながら慎重に様子を見ていきました。
少しずつふけが気にならなくなった
すると、この子の場合は以前よりふけが目立たなくなっていきました。
飼い主さんからも、
「以前ほど気にならなくなりました」
というお話をいただき、安心された様子でした。
もちろん、ふけの原因がすべてシャンプーだったと断定することはできません。
しかし、この経験を通して改めて感じたのは、お手入れは回数を増やせば良いというものではないということです。
愛犬のことを思うからこそ色々としてあげたくなりますが、時には「やり過ぎていることを減らす」という選択が良い結果につながることもあります。
犬にもそれぞれ個性があるように、皮膚の状態や体質にも違いがあります。
だからこそ、その子の様子を見ながら無理のないお手入れを続けてあげることが大切なのだと思います。
じゃあ、うちの子にとってベストなトリミングやお手入れの頻度はどれくらいなの?
そう感じた方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
📚 関連記事
トリミングの頻度と費用や自宅でできる方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
↓↓↓
トイプードルのトリミングの頻度はどれくらい?費用や自宅でできる方法を専門家が解説!
トイプードルにふけが出る主な原因
ここまで、実際にあった相談事例をご紹介してきました。
ただし、トイプードルにふけが出る原因はシャンプーだけではありません。
ここでは、比較的よく見られる原因について簡単にご紹介します。
新陳代謝によるもの
子犬の時期は体がどんどん成長していくため、皮膚の生まれ変わりも活発です。
そのため、一時的にふけが出ることがあります。
特に子犬の頃は皮膚がまだ未成熟なため、成長の過程でふけが見られることも珍しくありません。
シャンプーのしすぎや乾燥
今回ご紹介したケースのように、シャンプーの回数が多すぎることで皮膚が乾燥し、ふけが出やすくなることがあります。
また、冬場の乾燥やエアコンの使用によって皮膚の水分が不足し、ふけが目立つ場合もあります。
環境の変化やストレス
お迎え直後や引っ越し、季節の変わり目など、生活環境が変わることで皮膚の状態に変化が出ることがあります。
特に子犬は環境の変化に敏感なため、一時的にふけが増えることもあります。
皮膚の病気や寄生虫
ふけ以外にも、
- 強いかゆみがある
- 皮膚が赤くなっている
- 脱毛している
- 独特のにおいがする
といった症状が見られる場合は、皮膚の病気や寄生虫が関係している可能性もあります。
気になる症状が続く場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
お家でできるトイプードルのふけ対策
ふけが気になるからといって、すぐにシャンプーの回数を増やせば良いというわけではありません。
まずは毎日のお手入れを見直してみることも大切です。
毎日のブラッシングを習慣にする
ブラッシングには毛玉を防ぐだけでなく、皮膚の状態を確認する役割もあります。
毛の根元に空気を通しながら優しくブラッシングすることで、ふけが毛の中に溜まりにくくなります。
毎日数分でも続けることで、皮膚の変化にも気付きやすくなります。
ぬるま湯で優しく洗う
シャンプーをする際は、お湯の温度にも注意しましょう。
熱いお湯は皮膚の乾燥につながることがあります。
目安としては35〜37℃程度のぬるま湯がおすすめです。
ゴシゴシこするのではなく、優しく洗い流してあげることが大切です。
保湿ケアを取り入れる
乾燥が気になる場合は、犬用の保湿スプレーやローションを活用する方法もあります。
ブラッシングの際に使用することで、皮膚の潤いを保ちやすくなります。
シャンプーの回数を減らすからこそ、その1回の洗い方も大切になります。
そう感じた方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
📚 関連記事
シャンプーの正しい方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
↓↓↓
トイプードルのシャンプーの頻度はどれくらい?おすすめの洗い方や攻略法も解説!
ふけが気になる子はシャンプー選びも大切
お手入れの方法と同じくらい大切なのが、シャンプー選びです。
皮膚がデリケートな子の場合は、洗浄力が強すぎるシャンプーが負担になってしまうこともあります。
そのため、できるだけ低刺激で皮膚に優しいタイプを選んであげることが大切です。
実際に我が家でも、皮膚の状態に合わせてシャンプーを選ぶようにしています。
📚 関連記事
シャンプーの種類や選び方については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
↓↓↓
犬用シャンプーと人間用の違いは何?選び方のポイントやおすすめのシャンプーを紹介!
まとめ

トイプードルにふけが出ると心配になりますが、必ずしも病気とは限りません。
実際に我が家でも、シャンプーの頻度を見直したことで、ふけが気にならなくなったケースを経験しています。
大切なのは、焦って何度も洗うのではなく、愛犬の皮膚の状態をよく観察することです。
また、毎日のブラッシングや適切なシャンプー、保湿ケアなどを続けることで改善につながる場合もあります。
それでも赤みやかゆみ、脱毛などが続く場合は、早めに動物病院へ相談してください。
愛犬のことを思うからこそ、つい色々してあげたくなります。
しかし時には、「やり過ぎていることを減らしてみる」ことが改善につながる場合もあります。
愛犬の様子をよく観察しながら、その子に合ったお手入れを続けてあげてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント