トイプードルを飼うために必要なもの、わかっているでしょうか。
特に、初めて飼う時に準備する場合に、最低限必要なものは何か、さらに何を基準にしたらいいのかなど、わかっているようで、わかっていないこともあると思います。
最初は、ついついあれもこれもと必要のないものまで準備してしまう場合もあります。
そこで今回は、トイプードルを飼うために最低限必要なものを知ってもらうために、トイプードルを飼うために必要なもの6選！初めての準備に役立つ選び方も含めて、トイプードル専門ブリーダーの私が、解説していきます。
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トイプードルを飼うために必要なもの６選
冒頭文のところで、最初は、ついついあれもこれもと必要のないものまで準備してしまう場合もありますと説明しました。
- フード
- 食器関連
- トイレ用品
- お手入れ用品
- ケージ
- 移動用クレート
では、個別に解説していきます。
フード
トイプードルを飼うにあたってフードは絶対に準備するものですよね。
フードはペットショップなどで与えていたものと同じものを用意してください。
なぜなら、急に別のフードを与えると下痢をしたり、子犬の体調が崩れてしまう場合があるからです。
ペットショップやブリーダーはトイプードルの成長に合ったフードを選んで与えていますので、その過程を無視したフードを与えると、トイプードルにとっては体調を崩しやすい原因になります。
なので、フードを選ぶ際は飼われた場所で提供していたものを用意するといいですね。
さらに、ペットショップでトイプードルを購入する際は、ペットショップで与えていたフードを同時に購入するように勧められます。
我が家では、ロイヤルカナンを使用していますので、我が家から購入した場合は、使用していたフードをサンプルとしてお渡しし、ロイヤルカナンの「ヘルスサポートプログラム」の登録をお勧めしています。
ロイヤルカナン「ヘルスサポートプログラム」を登録すると、定期的に役立つ情報やクーポンが送付されてきます。
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食器関連
フードを与える際には食器も必要ですが、食器を床に直接置くのではなく、食器台を使うことをお勧めします。
そして、その食器台は少し傾斜のついたものが良いでしょう。
比較的足の長いトイプードルの場合は、床に食器を直接置くと、床にかがんで食事をしなくてはなりません。
床にかがんで食事をすると、背筋が曲がって結構大変なので、傾斜のついた食器台を使うことで背筋がまっすぐになり、食べやすくなるはずです。
なので、食器台に食器を乗せる少し傾斜のついたものがおすすめとなります。
そして食器については、傾斜のついた食器台にピッタリな、陶器製の食器を使うと良いでしょう。
この陶器製の食器は、電子レンジでの加熱、食洗器の使用も可能です。
もう一つ、食器関連で言うと水を飲むための給水器も準備しておいてください。
給水器はフードを与えるときと同じ食器タイプもありますが、これだとこぼしたり足を入れて濡れたりしますので、ケージやサークルに取り付けるタイプの、ペットボトル用給水器がおすすめです。
さらに、ケージやサークル以外に設置できるような給水器スタンドも用意しておくと便利です。
トイレ用品
トイレ用品で必要なものには、トイレトレーと、ペットシーツになります。
トイレトレーは、ふち漏れしにくく、スノコ付きのものがおすすめです。
スノコは取り外しのできるものを選びましょう。
スノコを取り外すことができれば、汚れた場合にスノコだけを外して洗えるので便利です。
さらに、スノコがついていれば、足が濡れにくくなり床の汚れ防止にも役立ちますし、薄型ペットシーツも大丈夫です。
お手入れ用品
トイプードルは被毛がカールして伸びてくるためお手入れが必要です。
お手入れ用品は、スリッカーブラシと、粗目と細目の２タイプが一体になった両目かなぐし（コーム）がおすすめです。
被毛のお手入れをおこたると、毛玉が出来てしまうので、日常的にスリッカーブラシやコームを使ってお手入れをする必要があります。
ケージ
子犬は生後2ヶ月～6ヶ月の時期は、一日の大半、１７～２０時間寝ているため、安心して眠りにつけるようなケージが必要になります。
ケージの大きさは、寝るための場所と、トイレトレーを置くことが出来る大きさが必要となります。
大きさは、たて60㎝以上、よこ90㎝以上、高さ70㎝以上が目安で、天井付きで開閉可能なものがおすすめです。
なぜなら、子犬が万が一飛び出してしまうこともあるので、それを防ぐために天井はあったほうがいいですし、開閉できればお手入れもしやすくなります。
さらにジョイントですが、プラスチック製のジョイントが使われていると、噛んで削れてしまったり、その破片を誤飲してしまう恐れがあるので、プラスチック製は使用していないものを選びましょう。
そして、初めのうちは、寝るための場所には、寝るためのベットは置かない方が良いと思います。
なぜなら、一度でも寝るためのベッドの上で排泄してしまうと、寝るためのベッドに排泄物の臭いがついてしまい、トイレのしつけがうまくいかなくなる可能性があるからです。
さらに、トイレトレーが寝る場所と間違えるようになってしまう場合も出てきてしまいます。
なので、寝るためのベッドは、トイレトレーで排泄できるようになってから置くようにしましょう。
移動用クレート
移動用クレートは体の大きさによって選ぶようにしましょう。
トイプードルの場合は、体高が30㎝弱のため、クレートの高さが30㎝以下の物は選んではいけません。
もう一つ、扉は2つ、横の部分と上の部分が開閉できるものが良いでしょう。
初めての準備に役立つ選び方
トイプードルを飼うために初めての準備に役立つ選び方を解説します。
最初からあれもこれも選ぶのではなく、トイプードルを飼うために必要なもの6選で紹介したものをしっかりと見極めて選んでください。
トイプードルを家庭に迎え入れるのが、生後60日程度です。
そして、生後6ヶ月から急激に成長しますので、最初に飼うために必要なものは必要最低限にしましょう。
たとえば、首輪やハーネスも最初に購入してしまうと、成長に伴い体に合わなくなったりする場合もあります。
なので、トイプードルを飼うために初めての準備に役立つ選び方は、トイプードルを飼うために必要なもの６選の中で、必要最低限にするようにしましょう。
迎える前にするべきポイント３選
トイプードルを迎える前にするべきポイント3選を解説します。
トイプードルと飼い主さんとの信頼関係を作っていくためにも、トイプードルを迎える前にするべきポイント３選は次の通りです。
- 特徴や発症しやすい病気を知っておく
- 安心できる環境整備
- 言葉の統一
では個別で説明します。
特徴や発症しやすい病気を知っておく
まずは、トイプードルの特徴や発症しやすい病気を知っておきましょう。
特徴や発症しやすい病気を知っておくことで、万が一のときに慌てず冷静に対応できるはずです。
特徴は次の通りです。
- 頭がよく社交的で飼い主に従順
- 活発で遊び好き
たとえば、頭がよく社交的で飼い主に従順であるということは、他の犬種に比べてしつけがしやすく、人や別の犬たちとの交流を築きやすいことが言えると思います。
そして、活発で遊び好きであるということは、散歩などをして遊んであげることが有効です。
散歩については、犬の散歩のしつけはいつから始める？の記事を参考に、散歩をしてあげましょう。
次に発症しやすい病気は次の通りです。
これらの、ひざの関節が弱い、耳垢が溜まりやすいことや、皮膚病になる可能性があることについては、日頃の観察やお手入れで、防いであげてください。
これらのことを理解しておくことで、トイプードルと飼い主さんとの信頼関係の構築に役立ち、楽しい日常生活が送れるはずです。
安心できる環境整備
安心できる環境整備とは、前の記事で紹介したひざの関節が弱いことに関係してきます。
ひざの関節が弱いということは、滑りやすいフローリングなどの床は危険です。
なぜなら、フローリングの床はトイプードルにとって滑りやすい床なのです。
滑りやすいということは、踏ん張りがきかず思い通りに動くことが出来なかったり、想定外の方向に足が滑り、体制を崩して転倒してしまったりすることが考えられます。
さらに、トイプードルはよくジャンプをします。
滑りやすい床で、ジャンプをしたあとに、着地に失敗してしまい、骨折や足の関節の病気、パテラを引き起こす可能性があるからです。
パテラについては、別の記事、トイプードルのパテラの見分け方！で詳しく説明しています。
以前、我が家で滑って転倒してしまった時に、後ろ足を脱臼してしまったことがありました。
そのときはフローリングの居間でボール遊びをしていたんですが、弾んだボールをジャンプしてキャッチし着地した瞬間に、後ろ足が滑り、腰から落ちてしまい「キャイーン」と鳴き、なかなか起き上がれませんでした。
しばらくして起き上がると、右の後ろ足を床につけることができないようで、足をさわると怒るような状態だったので、慌てて動物病院へ行った結果「脱臼」と診断され１日入院になったんです。
このようにフローリングの危険性は身近に潜んでいます。
対策としては、犬がフローリングですべらないために、犬が行動する範囲に滑り止めの分割式マットやコルク材などを敷いてあげるといいですね。
さらに、マットやコルク材をしけない部分については、柵などで仕切っておいたほうが安全だと思いますよ。
もう一つ、犬用のケージはできる限り静かな落ち着く場所へ設置するようにしてあげましょう。
これらのように、トイプードルにとって安心できる環境を作ってあげて下さい。
言葉の統一
まずは、しっかり飼い主さんの家庭に慣れさせることが一番です。
このためには、家族での指示をする言葉の統一をすることです。
一番わかりやすいのは、名前を覚えさせるために、家族全員で同じ名前を呼び覚えさせますよね。
ところが、指示や、叱る時の言葉などを統一しないと、指示された言葉が理解出来なくなってしまい、しつけに影響してしまいます。
なので、家族全員で指示する言葉の統一がとても重要となります。
しつけについては、子犬のしつけはいつから？ の記事を参考にしてください。
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まとめ
トイプードルを飼うために必要なもの６選！初めての準備に役立つ選び方も解説 は、いかがでしたでしょうか。
ついついあれもこれもと必要のないものまで準備してしまう場合がないように、トイプードルを飼うために必要なものは、次の6つであることを紹介しました。
- フード
- 食器関連
- トイレ用品
- お手入れ用品
- ケージ
- 移動用クレート
そして、初めての準備に役立つ選び方も解説し、トイプードルを迎える前に準備するポイント３選も紹介しました。
- 特徴や発症しやすい病気を知っておく
- 安心できる環境整備
- 言葉の統一
トイプードルを飼うために必要なもの６選を参考に、必要最低限のものや、迎える前に準備するポイントを理解しておきましょう。
よければ、我が家の犬たちの状況を、プードルズハウス のサイトで一度見てください。
さらに、プードルズハウスでは、友達登録も募集していますので、よければ下記より登録してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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