トイプードルが散歩しないとどうなるかを調査し、散歩をしないことで起こる健康問題とストレス対策やリスクについて解説していきます。
トイプードルの先祖は、カモ猟の回収犬として活躍し、体を動かして運動することが大好きで活発な犬種です。
このことからも、トイプードルは散歩が必要な犬種ということになります。
ところが、飼い主さんによっては、散歩に連れて行けなくなってしまうことがありませんか。
そこで今回は、トイプードルが散歩をしないとどうなる?健康問題とストレス対策やリスクについて、トイプードルの専門ブリーダーの私が今日までの経験をもとに解説していきます。
トイプードルが散歩しないとどうなる?
トイプードルが散歩しないとどうなるかについて説明します。
トイプードルは、冒頭文で説明した通り、トイプードルの先祖は、カモ猟の回収犬として活躍し、体を動かして運動することが大好きで活発な犬種ですと、説明しました。
要するに、トイプードルは、運動することが必要なことから、散歩をしないことで運動不足となり、ストレスがたまり、健康維持が保たれなくなる可能性が高くなるということです。
ストレスがたまるということは、落ち着きがなくなる、吠えやすくなる、色々なものを噛んでしまうなどの問題行動を起こしやすくなってしまいます。
なので、トイプードルが散歩をしないとどうなるかということは、健康維持を保つことができなくなること。
さらにストレスがたまり落ち着きがなくなる、吠えやすくなる、色々なものを噛んでしまうなどの問題行動を起こしやすくなってしまうということになります。
では、次に散歩をさせるための、散歩の回数は1日何回必要で、1回の距離などについて説明します。
散歩回数や距離について
最初に、散歩回数は1日2回で、1回が30分程度必要です。
ここで重要なのが、散歩をする時間になります。
散歩をする時間を固定してしまうと、トイプードル自身が散歩をする時間やタイミングを覚えてしまい、その時間に散歩へ行けなかったときに、ストレスを感じるようになってしまうからです。
なので、散歩回数は1日に2回で、散歩に出かける時間は出来るだけランダムにするようにしましょう。
次は、1回に散歩する距離ですが、1回が30分程度ということを考えると、人の歩く速さで見てみると、およそ、2㎞程度ということになります。
散歩をする距離は、およそ、2㎞程度ということですが、毎日同じパターンで散歩するのではなく、飼い主さんの時間に余裕があるときなどは散歩に変化をさせてみることもしてあげてください。
たとえば、人に危険が及ばないように、公園などでボール遊びをすることも変化をさせることになりますので、ストレス解消にも役立つと思います。
ぜひ、1日2回、できる限り時間を固定しないように、1回30分程度の散歩をすること。
さらに、公園などでボール遊びを取り入れ、ストレス解消してあげましょう。
散歩不足がもたらす健康問題とストレス対策
散歩不足になると、どうしても健康問題やストレス対策について考える必要があります。
そこで今回は、
- 散歩不足になった場合の健康問題
- 散歩不足になった場合のストレス対策
それぞれ別々に解説していきます。
散歩不足になった場合の健康問題
散歩不足がもたらす健康問題で考えられることといえば、肥満ではないでしょうか。
肥満になること、すなわち体重が増えるということですね。
体重が増えると関節への負担、糖尿病などの健康問題を引き起こすリスクが考えられます。
体重が増え、関節への負担がかかると、パテラ(膝蓋骨脱臼)の発症の危険性があります。
パテラ(膝蓋骨脱臼)については、別の記事、トイプードルのパテラの見分け方!で細かく解説しています。
パテラ(膝蓋骨脱臼)には、症状の軽い、グレード1から最も症状の重いグレード4まであり、症状が重くなると、最悪手術が必要となります。
手術となると、トイプードルへの負担もかかりますし、手術費用も必要となりますので、散歩不足などで体重を増やさないようにする必要があります。
散歩不足になった場合のストレス対策
散歩不足になるとどうしてもストレスがたまってくると思います。
ストレスがたまってくると、トイプードルが散歩しないとどうなる?のところで説明した通り、落ち着きがなくなる、吠えやすくなる、色々なものを噛んでしまうなどの問題行動を起こしやすくなってしまいます。
もし、落ち着きがなくなる、吠えやすくなる、色々なものを噛んでしまうなどの問題行動を起こすようになってしまっても、叱ってやめさせるのではなく、散歩不足からくる運動不足を解消することが必要になります。
そこで次の記事では、室内での運動不足を解消するための工夫について説明します。
室内での運動不足を解消するための工夫
室内での運動不足を解消するための工夫について解説します。
毎日散歩へ行けない場合、散歩不足にならないように、室内での遊び方を知っておくと良いと思います。
室内での遊び方については、別の記事、トイプードルが喜ぶ遊び方は?の中で、我が家でも使っている、次のような室内での遊び方を紹介しています。
- 引っ張り合い
- ボール投げ
- 探し物ゲーム
- 名前を覚えさせ持ってくる
これらの遊び方を紹介し、おすすめの人気のおもちゃを4つ紹介しています。
- ロープ型のおもちゃ
- ボール投げ遊びで使うボール
- 犬用の知育玩具
- 小さな縫いぐるみのようなおもちゃ
室内での運動不足を解消するための工夫については、これらの内容について細かく別の記事、トイプードルが喜ぶ遊び方は?の記事の中で解説していますので、ぜひ見てみて下さい。
まとめ
さて今回の、トイプードルが散歩しないとどうなる?健康問題とストレス対策やリスクについて解説!はいかがでしたでしょうか。
トイプードルが散歩をしないことで運動不足となり、ストレスがたまり、健康維持が保たれなくなる可能性が高くなるということです。
なので、できる限り、1日2回、1回が30分程度の散歩をしてあげましょう。
しかし、1日2回、1回が30分程度の散歩ができない場合でも、室内での運動不足を解消するための工夫で、次のような室内での遊び方を紹介しました。
- 引っ張り合い
- ボール投げ
- 探し物ゲーム
- 名前を覚えさせ持ってくる
これらの室内での遊び方や、散歩をしないことで運動不足とならないようにし、ストレスをためさせないようにして健康維持に努めてください。
我が家では、なかなか全頭すべてが散歩できないことがありますが、室内での様子などを動画でも紹介していますので、よければ、我が家のサイト、 プードルズハウス も一度見てみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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