4ヶ月のトイプードルの体重が増えないといったお悩みを持っていませんか。
4ヶ月のトイプードルは、まだまだ成長過程の時期で、体重が増えなくなるには必ず原因があります。
生まれた時の大きさや、与えるフードの量や回数によっても体重の増加には違いが生じますし、生活環境などが影響している場合も考えられます。
そこで今回の記事は、4ヶ月のトイプードルの体重が増えない原因は?子犬の体重推移についても詳しく解説!というタイトルで、トイプードル専門ブリーダーの私が説明していきます。
4ヶ月のトイプードルの体重が増えない原因は?
4ヶ月のトイプードルの体重が増えない原因には様々な理由があります。
その、体重が増えない原因は次の4つの理由が考えられます。
- 1日の食事の回数
- 1回の食事の量
- ストレスを感じている
- 寄生虫などの病気
では、順番に説明していきます。
1日の食事の回数
1日の食事の回数について説明していきます。
4ヶ月のトイプードルの体重が増えない原因の一つに、1日の食事の回数も考えられます。
では、この1日の食事の回数について説明します。
トイプードルは小型犬のため、1回に与える量が多いと消化しきれなくなることから、1日に与える量を複数回に分けて与えるようにしています。
4ヶ月頃には、1日の食事の回数を3回程度から、朝と夜の2回に切り替える時期でもあります。
食事の回数を切り替える時期が4ヶ月頃であることから、この時期に体重が増えなくなる場合も考えられます。
なので、1日の食事の回数を減らした4ヶ月の頃の時期に体重が増えなくなった場合には、一日の食事の回数を戻し、体重の推移を観察しながら回数を調整しましょう。
1日の食事の量
食事の量については、フードのパッケージなどに、1日に○○gや○○カロリーといった目安の量が記載してありますが、これはあくまでも目安であることを知っておきましょう。
4ヶ月のトイプードルといっても、大きさや生活環境によって食事の量が違ってきます。
4ヶ月のトイプードルは、まだまだ成長過程であることから、その子に合った1日の食事の量は体型や体重を観察しながら調整する必要があります。
トイプードルは豊かな被毛で覆われているため、実際の体型がわかりにくいと思いますので、体を触って骨がごつごつと感じられる場合は、食事の量が少ないはずです。
このような場合は、体重が増えなくなっている場合がありますので、食事の量を増やしてみましょう。
ストレスを感じている
子犬に限らずストレスを与えないようにすることも成長に影響があります。
犬がストレスを感じているときは、食事を与えてもなかなか食べなかったりする場合もありますので、そのストレスを解消してあげましょう。
たとえば、静かに落ち着いて眠れる場所やスペースを与えてあげることや、無理なしつけをしていないかなど観察してみてください。
犬がおびえたような行動をとっていないこと、すなわち自由に行動出来ていることが一番重要なことです。
寄生虫などの病気
寄生虫などの病気にかかっている場合は、食事を食べても体重が増えなくなる場合も考えられます。
このように食事を食べているにも関わらず、体重が増えなくなったり成長が止まる場合は、動物病院を受診し、獣医師の診断を仰いでみてください。
4ヶ月の子犬の時期は、成長過程の時期ですので早めに動物病院の受診を受け、獣医師の指示を受けましょう。
トイプードルの子犬の体重管理に必要な知識とは?
トイプードルの子犬の体重管理に必要な知識を知っておくことはとても重要です。
では、その体重管理に必要な知識について説明していきます。
最近は、犬種用のドッグフードがありますので、栄養面についてはあまり心配する必要がなくなりましたが、1日に与える回数や1回に与える量については、その子犬によって違いがあります。
では、体重管理に必要な知識について、我が家で実践している次の2つについてご紹介します。
- 適切な食事の量の見分け方
- 規則正しい食習慣を身につけさせる
では、順番に説明していきます。
適切な食事の量の見分け方
我が家の適切な食事の量の見分け方を紹介します。
1回の食事の量のところで、フードのパッケージなどに1日に目安の量が記載されていると説明しましたが、1日の目安の量を毎回測って与えているでしょうか。
我が家でも実際に測って与えていなくて、目安の量で与えています。
では、食事の量が多いか少ないかの見分け方は、次のように便の状態で判断します。
その1:食事の量が多い場合は、便が柔らかくて掴むことができない。
その2:食事の量が少ない場合は、硬くてコロコロしている。
便は栄養が体に消化・吸収されているかの目安になります。
食事中の栄養がしっかり体に吸収されている場合は、ティッシュでつまんでも崩れず、床やトイレシーツがほとんど汚れません。
さらに、便の量も少なくなります。
便の量が多い方が健康的と感じられる飼い主さんが多いようですが、そうではなく、量が多いということは、体に栄養が吸収されずに未消化のまま便になってしまった割合が高いということになります。
しっかり栄養が消化吸収されていれば便の量は少なくなります。
規則正しい食習慣を身につけさせる
規則正しい食習慣を身につけさせることもとても重要になります。
規則正しい食習慣を身につけさせるということは、
その1:与える時間を決める。
その2:与える場所を決める。
その3:与える食器を決める。
このように、規則正しい食習慣を覚えさせ、それを継続していくことです。
いつも同じ時間、場所、同じ食器を使ってフードを与えることで、子犬は食事の時間と場所を覚えます。
逆に、食事以外の時間に不用意におやつを与えることや、人が食べるものを与えることは避けましょう。
人の食べる者を与えたり、いつものフードを食べさせるためにご褒美を与えたりすると、いつも食べているフードを食べなくなってしまう恐れがあります。
そして、いつものフードと違うものを与えると、食習慣に悪影響を及ぼす可能性もでてきます。
なので、規則正しい食習慣を身につけさせることもとても重要になります。
トイプードルの子犬の成長が止まるのはいつ頃?
トイプードルの子犬の成長が止まるのはいつ頃かというと、およそ10ヶ月頃となります。
一般的にトイプードルのような小型犬の場合は、個体差もありますが、およそ10ヶ月頃にはその子のおおよそのサイズに落ち着くことで成長が止まります。
体重で言えば、出産時の体重の20倍程度の体重になります。
トイプードルの場合、子犬用のフードから成犬用のフードへの切替時期が、10ヶ月頃となっていますので、トイプードルの子犬の成長が止まるのは、およそ10ヶ月頃となります。
子犬の体重推移について
子犬の体重推移については、個体差がありますので一般的な体重推移について説明します。
体重 | |
生後2ヶ月 | 1.0㎏~1.5㎏ |
生後3ヶ月 | 1.5㎏~2.0㎏ |
生後4ヶ月 | 2.0㎏~2.5㎏ |
生後6ヶ月 | 2.5㎏~3.5㎏ |
1歳 | 3.5㎏~4.5㎏ |
この体重推移はあくまでも一般的な体重推移のため、参考としてみて下さい。
まとめ
さて今回の、4ヶ月のトイプードルの体重が増えない原因は?子犬の体重推移についても詳しく解説!はいかがでしたでしょうか。
その、体重が増えない原因は次の4つの理由が考えられると説明しました。
- 1日の食事の回数
- 1回の食事の量
- ストレスを感じている
- 寄生虫などの病気
さらに、トイプードルの子犬の体重管理に必要な知識や、子犬の成長が止まるのはいつ頃なのか、そして、子犬の体重推移についても解説しました。
4ヶ月のトイプードルはまだまだ成長過程の時期ですから、体重が増えないような場合には、参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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