愛犬の夏のお出かけ対策BEST3!暑さ対策から守る回避方法について解説!
犬は人と違い、汗をかきづらい体質のため夏の暑さに弱いとされ、夏のお出かけには対策が必要となります。
また犬種によっても暑さに弱い犬種もいます。
特に幼犬やシニア犬は、体温調整がうまくできなかったりしますので、夏の暑さ対策から守る回避方法についても知っておく必要があります。
そこで今回は、愛犬の夏のお出かけ対策をBEST3で紹介し、さらに暑さ対策から守る回避方法について解説していきます。
愛犬の夏のお出かけ対策BEST3!
犬は夏の暑さに耐えられない犬種も多くいます。
熱いときなどは、舌を出して「ハア・ハア」する、パンティング とういう行動しかできません。
さらに、犬は人のように熱い場合に、自ら暑さ対策をすることができませんので、飼い主さんが気づいて対策する必要があります。
ここでは、飼い主さんが対策できる、愛犬の夏のお出かけ対策BEST3!をご紹介します。
- 夏のお散歩対策
- 蚊に刺されないための対策
- 車でのお出かけ対策
では、それぞれの対策について解説していきましょう。
夏のお散歩対策
夏の暑い日はアスファルトの表面が非常に熱くなります。
犬はそのアスファルトの上を、裸足で歩いているのと同じようなことから、肉球がやけどしてしまう可能性があります。
最近は、肉球を保護するような犬の靴もあるようですが、それでもアスファルトの熱さを回避することは難しいかもしれません。
できることならば、散歩は気温が下がる夜にさせるのが望ましいでしょう。
昼間の暑さ対策で、夜にお散歩をする場合であっても必ず飲み水を持参してください。
そしてお出かけ前には、アスファルトを手で触り、熱くなっていないことを確認してから出かけるようにしましょう。
さらにもう一つ夜のお散歩で注意してほしいのが飛び出し事故です。
暗い中での散歩は、車を運転するドライバーや、すれ違う人が犬を発見しずらく、事故やトラブルの原因になりやすいことです。
ですから、夜の散歩では犬の体に光るグッズを装着させ、できるだけリードを短く持って散歩させるようにしてください。
これらのことから、夏のお散歩では、昼間のアスファルトが熱くなっているときは散歩をさせない。
昼間を避け夜に散歩させる場合でも、アスファルトが熱くなっていないことを確認し、飲み水を持参し、犬の体に光るグッズを装着させ、できるだけリードを短く持ち、事故やトラブルを回避させるようにしましょう。
蚊に刺されないための対策
夏は蚊が増える季節です。
フィラリアを媒介する蚊は犬にとって、とても危険です。
愛犬が、フィラリアに感染してしまうと、最悪の場合、突然死してしまう場合もあります。
ですから、蚊に刺されないための対策が必要です。
蚊に刺されないようにするためには、虫よけスプレーを使用するようにしましょう。
ただし、人用の虫よけスプレーではなく、犬用の虫よけスプレーを使用するようにしてください。
犬用の虫よけスプレーでも成分表を調べ、できる限り天然成分が含まれているものを選んでください。
殺虫成分が含まれていると、犬には刺激が強すぎてしまいますので注意が必要です。
もう一つ、万が一蚊に刺されてしまう場合もありますので、普段からフィラリア予防薬を処方してもらい対策しておいてください。
車でのお出かけ対策
夏休みなどで車でお出かけをする機会も増えてきますので、お出かけ時の対策もしておきましょう。
車でのお出かけの時は、キャリーケースに入れてお出かけする場合と、キャリーケースから出して抱っこしている場合があると思います。
キャリーケースに入れてお出かけする場合は、空気がこもりやすく車内よりも熱くなりますので、保冷剤をタオルにくるんでキャリーケースに入れておき、熱がこもりにくいような対策をしてください。
キャリーケースから出して抱っこしてお出かけする場合は、乗り降りの際に急に飛び出してしまうこともありますので、乗り降りする前には、リードを装着しておくようにしましょう。
さらに、車酔いにも注意しましょう。
普段、車酔いをしたことがなくても移動時間が長いと乗り物酔いをしてしまう場合もあります。
車に乗る、2時間前くらいから食事は控えるようにしましょう。
移動中は、愛犬の様子を確認し、パンティングを始めたりした場合はこまめに休憩をしてあげるようにしましょう。
車でのお出かけ対策の最後に、短時間であっても絶対に車内に犬だけで待たせることはやめましょう。
車でのお出かけ対策をして、車での移動に慣れさせることで行動範囲が広がり、移動の楽しみがさらに増えるはずです。
愛犬を夏の暑さから守る理由を解説
犬は、暑さに弱い動物であるため、夏の暑さから守る必要があります。
愛犬に必要な暑さ対策が必要な理由は、汗をかきにくい体質であることや、全身を毛でおおわれていることから、体に熱がこもりやすくなることです。
熱いときなどは、舌を出して「ハア・ハア」と呼吸をして、よだれを垂らすことでしか体温調整をすることができません。
そして、犬は暑くても、人のように声を出したり行動で、それを自ら訴えることができません。
飼い主が愛犬の状態や症状に気づいて、上手な暑さ対策をすることで、愛犬が快適な夏を過ごせるようにしてください。
夏の暑さに弱い犬種を紹介
夏の暑さ対策はすべての犬種に必要ですが、ここで紹介する夏の暑さに弱い犬種は、熱中症になりやすく特に注意が必要です。
夏の暑さに弱い犬種は次の通りです。
- 鼻の短い犬種
- 足の短い犬種
- 寒い地方原産の犬種
- 毛が密で抜け毛の多い犬種
それぞれの犬種について、夏の暑さに弱い理由を解説します。
鼻の短い犬種
犬は人のように汗をかいて熱を体外へ逃がすことが出ません。
犬は呼吸することで熱を体外へ逃がすことから、鼻の短い犬種の、ブルドッグ・パグ・ボストンテリアなどは、夏場のような暑い時期は体内の熱を逃がしいくく熱中症になりやすので注意してください。
足の短い犬種
足の短い犬種のダックスフンド・コーギー・バセットハウンドなどは、太陽からの直射日光を受けるアスファルトからの反射熱を受けやすくなります。
この反射熱は地面に近いほど熱くなっているため、足の短い犬種はこの熱に影響を受けやすくなりますので、足の短い犬種は特に注意が必要です。
寒い地方原産の犬種
寒い地方の犬種である北海道犬・シベリアンハスキー・ボルゾイなどは暑さは苦手です。
寒さに耐えられるための被毛の毛皮のため、熱を逃がしにくいことから、夏の暑い時期は体温調整が非常に苦手で、暑さに順応できない場合があります。
寒い地方原産の犬種は、夏の暑さには最大限に警戒してしてください。
毛が密でダブルコートの犬種
毛が密でダブルコートの犬種である柴犬・ゴールデンレトリバーなどは毛が密なことから、被毛の間に熱がこもってしまいます。
そのため夏などの暑い時期は、被毛の間にこもった熱を逃がすことができないため、熱中症になりやすくなります。
愛犬と夏を過ごすために覚えておきたいこと
夏はトラブルに見舞われがちです。
そのトラブルに見舞われないためにも、愛犬と夏を過ごすために覚えておきたいことをご紹介します。
- 「おいで」を教えて事故防止に役立てよう
- 夏のお出かけは危険が5割増しと心得よう
- 飼い主さんは慌てず落ち着いて行動しよう
飼い主さんが最低限行っておきたいことや、心がけを実践しておけば愛犬と楽しい夏が過ごせます。
「おいで」を教えて事故防止に役立てよう
最低限「おいで」ができると、急に愛犬が走り出したときに「おいで」と声をかけることで呼び戻せます。
特に昼間の暑さ対策で、夜にお散歩をする際などの飛び出し事故の回避に役立ちます。
夏の外出に向けてぜひマスターしておきたいですね。
夏のお出かけは危険が5割増しと心得よう
出かける機会が増える夏には愛犬が初めて経験することもたくさんあり、いつもよりもトラブルに遭遇する可能性も高まります。
旅行先などで万が一のために受診できる動物病院を調べておくなど、トラブルに備えた準備を心掛けておきましょう。
飼い主さんは慌てず落ち着いて行動しよう
犬は人の気持ちを読み取ろうとする動物です。
トラブルが起きた時に飼い主さんが慌ててしまうと、愛犬も不安になってしまいます。
飼い主さんが落ち着いてトラブルに対処すれば愛犬も安心できるので、普段と同じ態度で愛犬と接しましょう。
また出先では飼い主さんが舞い上がらず、いつも通りに愛犬を第一に考えて行動しましょう。
今回のまとめ
さて今回の、愛犬の夏のお出かけ対策BEST3!暑さ対策から守る回避方法について解説!は参考になりましたか。
夏はお出かけでの事故やけがなどの危険が高まる季節です。
お出かけ時の飼い主さんの変化などを愛犬は敏感に感じ取っています。
特にお出かけする際は普段通りに愛犬と接することを心掛けてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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