トイプードルの毛色は何種類?人気カラーや特徴を現役ブリーダーが解説!

トイプードルの毛色の違いがわかる複数カラーの集合写真 毛色シリーズ

トイプードルには、レッドやアプリコット、ブラック、ホワイトなど、さまざまな毛色があります。

一般的に親しまれている毛色だけでもさまざまな種類があり、細かな分類を含めると、さらに多くの毛色があります。

「トイプードルの毛色は何種類あるの?」
「どの毛色が人気なの?」
「珍しい毛色にはどんな種類があるの?」

このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

我が家では、これまで約200頭のトイプードルを育ててきました。

また、ブリーダーとして子犬の血統書登録申請も行ってきましたが、トイプードルの毛色は、単純に「全部で○種類」と数えるのが難しいところがあります。

この記事では、トイプードルの毛色について、一般になじみのある毛色名を使いながら、人気のカラーやそれぞれの特徴、珍しい毛色まで、実際に育ててきた経験を交えてご紹介します。

トイプードルの毛色は何種類あるの?

トイプードルの毛色の違いがわかる複数カラーの集合写真

トイプードルの毛色を「全部で○種類」と単純に数えるのが難しい理由の一つが、JKC(ジャパンケネルクラブ)で使われる毛色の名称や取り扱いです。

JKCでは毛色の取り扱いが変更されており、2024年8月1日以降は、パーティーカラーなど複数色の一部もスタンダード内の毛色として取り扱われるようになりました。

また、現在の犬種標準では「レッド・フォーン」「グレー」などの名称が使われていますが、血統書の登録申請では、これまで親しまれてきた「レッド」「シルバー」などの毛色名も使用できます。

我が家では、ドッグショーへの出陳を目的としていないため、血統書の登録申請では「レッド」「シルバー」など、一般になじみのある毛色名を使用しています。

このように、犬種標準で使われる名称と血統書登録で使用できる名称には違いがあり、複数色の取り扱いもあるため、この記事では無理に「○種類」と数字で区切らず、一般になじみのある毛色名を使ってご紹介していきます。

トイプードルで人気の毛色は?

ブラック・ホワイト・レッド・シルバーの子犬たち

トイプードルの中でも、長く人気があると感じるのがレッドやアプリコットなどの毛色です。

我が家でも、これまで見学やお問い合わせの際に「レッドの子を探しています」と希望されるご家族が多くいらっしゃいました。

一方、最近ではブラックを希望されるご家族も以前より増えてきたと感じています。

ホワイトやブラウン、シルバーなどにもそれぞれ違った魅力がありますが、我が家へのお問い合わせでは、レッド系やブラックほど希望されることは多くありません。

ここでは、実際に希望されることの多いレッド・アプリコットと、最近希望が増えているブラックについてご紹介します。

レッド・アプリコット

レッドとアプリコットは、トイプードルの中でもよく見かける毛色です。

レッドは赤みのある濃い茶系、アプリコットはレッドよりも淡く、やわらかな色合いが特徴です。

我が家でも長くレッド系のトイプードルを育てていますが、子犬の頃と成犬になってからでは、毛色の濃さや印象が変わることもあります。

特にレッドは、成長とともに毛色が薄くなる「退色」についてご相談をいただくことがあります。

🐶 レッドの退色については、以下の記事で詳しく解説しています。

👉トイプードルのレッドの退色はいつから?時期や原因を現役ブリーダーが解説!

ブラック

ブラックは、ツヤのある黒い被毛が特徴の毛色です。

我が家では19年前に初めて迎えたトイプードルもブラックで、それ以来、長くブラックの子たちを育ててきました。

同じブラックでも、成長によって毛色に変化が見られる子もいます。

🐶 ブラックが最近見かけにくくなった理由や、その魅力についてはこちらで詳しく解説しています。

👉トイプードルの黒はなぜ珍しい?見かけにくい理由や性格、魅力を解説!

🐶「ブラックは可愛くない?」といわれる理由については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

👉トイプードルの黒は可愛くないって本当?理由や魅力を現役ブリーダーが解説!

そのほかのトイプードルの毛色

レッドやアプリコット、ブラックのほかにも、トイプードルにはさまざまな毛色があります。

ここでは、ホワイトやブラウンなど、それぞれ違った魅力を持つ毛色をご紹介します。

ホワイト

ホワイトは、白い被毛が特徴で、清潔感のある印象を与える毛色です。

白い被毛は目元の汚れなどが目立ちやすいため、日頃のお手入れで気になる方もいるかもしれません。

我が家でもこれまでホワイトのトイプードルを育ててきましたが、最近ではレッド系やブラックに比べると、ホワイトを希望されるご家族は少なくなったと感じています。

🐶 白いトイプードルが珍しいのかについては、こちらで詳しく解説しています。

👉トイプードルの白は珍しい?最近見かけなくなった理由を現役ブリーダーが解説!

ブラウン

ブラウンは、チョコレートのような深みのある茶色が特徴の毛色です。

レッドやアプリコットとは同じ茶系に見えることもありますが、ブラウンは鼻や目の色などにも違いが見られ、全体的に落ち着いた印象があります。

我が家でもこれまでブラウンのトイプードルを育ててきましたが、見学やお問い合わせの際に「ブラウンの子を探しています」と希望されるご家族は、レッド系やブラックに比べると多くありません。

珍しい毛色(レアカラー)とは?

トイプードルには、レッドやアプリコット、ブラックなどのほかに、普段ほとんど見かけることのない珍しい毛色もあります。

ただし、「珍しい毛色」といっても、その理由や見かける機会は毛色によって異なります。

シルバーは頭数が少なく珍しい毛色ですが、専門に扱っているブリーダーもあり、まれにペットショップなどで見かけることもあります。

一方、ブルーやブラックタン、パーティーカラーは、現在では目にする機会がほとんどありません。

ここでは、こうした珍しい毛色についてご紹介します。

シルバー

シルバーは、トイプードルの中では見かける機会の少ない毛色の一つです。

我が家でもこれまでシルバーのトイプードルを育ててきました。

子犬の頃は黒い毛色ですが、根元の部分をよく見てみるとシルバーの毛が見られ、成長とともに少しずつ全体の毛色が変化していきます。

頭数は少ないものの、シルバーを専門に扱っているブリーダーもあり、まれにペットショップなどで見かけることもあります。

そのため、珍しい毛色ではありますが、ブルーやブラックタン、パーティーカラーなどとは少し状況が異なると感じています。

🐶 シルバーの特徴や選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

👉トイプードルのシルバーは珍しい?毛色の特徴や選び方をブリーダーが解説!

ブルー

ブルーは、トイプードルの毛色の中でも現在ではほとんど見かけることのない珍しい毛色です。

名前から青い毛色を想像するかもしれませんが、実際には黒よりも淡く、青みがかったように見える毛色をブルーと呼びます。

ペットショップなどで目にする機会もほとんどありません。

🐶 ブルーの特徴やシルバーとの違いについては、以下の記事をご覧ください。

👉トイプードルのブルーは珍しい?特徴や魅力を現役ブリーダーが解説!

ブラックタン

ブラックタンは、黒い被毛をベースに、眉や口元、胸、足先などに茶色の模様が入る毛色です。

現在ではほとんど見かけることのない珍しい毛色ですが、我が家でもこれまでに1頭だけブラックタンの子犬が生まれたことがあります。

普段目にするトイプードルとは少し違った印象があり、特徴的な毛色の一つです。

🐶 ブラックタンの特徴や血統書での扱いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

👉トイプードルのブラックタンは珍しい?特徴や血統書について現役ブリーダーが解説!

パーティーカラー

パーティーカラーは、2色以上の毛色が体全体にはっきりと分かれていることが特徴です。

一般的なレッドやブラックなどの単色とは見た目の印象が大きく異なり、日本では目にする機会が少ない珍しい毛色です。

また、レッドのトイプードルの胸元などに、白い毛が部分的に入っている子を見かけることがあります。

このような場合はパーティーカラーとは異なり、「ミスカラー」と呼ばれることがあります。

🐶 パーティーカラーの特徴や魅力については、以下の記事をご覧ください。

👉トイプードルのパーティーカラーは珍しい?特徴や魅力を現役ブリーダーが解説!

🐶ミスカラーの特徴やパーティーカラーとの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

👉トイプードルのミスカラーとは?特徴や魅力を現役ブリーダーが解説!

トイプードルは毛色で性格が変わるの?

トイプードルは、毛色によって性格に違いがあるといわれることがあります。

我が家でもこれまでブラック、レッド、アプリコット、ホワイト、シルバー、ブラウンなど、さまざまな毛色のトイプードルを育ててきました。

実際に育てていると、一般的にいわれる毛色ごとの性格の傾向を感じることもあります。

ただし、同じ毛色でも性格は一頭ずつ違います。

毛色だけで性格が決まるわけではなく、その子自身の個性や育った環境、人との関わりなども影響していると感じています。

🐶 毛色ごとの性格について、実際に6色のトイプードルを育てて感じた違いはこちらの記事で詳しく解説しています。

👉 トイプードルの毛色で性格は違う?6色を育てたブリーダーが実体験から解説!

毛色だけで子犬を選ばないことも大切

トイプードルを探すとき、「レッドがいい」「ブラックの子を迎えたい」など、好きな毛色から探し始める方は多いと思います。

実際に我が家へ見学に来られるご家族も、最初は希望する毛色を決めていることが少なくありません。

もちろん、これから長く一緒に暮らす子ですから、好きな毛色を選ぶことも大切です。

ただ、実際に子犬を迎えるときには、毛色だけではなく、その子の性格や普段の様子、ご家族との相性なども一緒に見てほしいと考えています。

我が家でも見学の際には、希望する毛色だけで決めるのではなく、実際に子犬たちと触れ合っていただきながら、その子の普段の性格などもお伝えしています。

🐶 トイプードルの子犬を選ぶときに、どこを見ればいいのか迷っている方はこちらの記事も参考にしてください。

👉 トイプードル子犬の選び方で迷ったら?後悔しない見極め方をブリーダーが解説!

まとめ

トイプードルの毛色は何種類?で解説したトイプードルたち

今回は、トイプードルの毛色の種類や特徴、人気の毛色、珍しい毛色についてご紹介しました。

トイプードルには、レッドやアプリコット、ブラック、ホワイト、ブラウンなどさまざまな毛色があり、シルバーやブルー、ブラックタン、パーティーカラーなど、見かける機会の少ない毛色もあります。

毛色は「全部で○種類」と単純に数えることが難しく、それぞれに違った特徴や魅力があります。

また、毛色によって性格の傾向を感じることはありますが、同じ毛色でも性格は一頭ずつ違います。

子犬を迎えるときは、好きな毛色を一つのきっかけにしながら、その子自身の性格や普段の様子なども見て、ご家族に合った子を選んでいただければと思います。

この記事でご紹介した毛色については、それぞれ詳しく解説した記事もありますので、気になる毛色があれば、ぜひあわせてご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

🐶 現在ご紹介している子犬については、こちらからご覧いただけます。

👉現在のトイプードルの子犬情報はこちら

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■ この記事を書いた人(監修)

プードルズハウス代表 山下卓郎
2009年からトイプードル一筋の専門ブリーダー(17年目)。これまでに約200頭の子犬を健康に送り出してきました。 【ペット販売士】【小動物看護士】【愛犬飼育管理士】などのライセンスを保有。 プロの現場だからこそ分かるリアルな一次情報をお届けしています。

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