「トイプードルは、毛色によって性格が違うの?」
ブラックやレッド、アプリコット、ホワイトなど、さまざまな毛色があるトイプードルを見ていると、こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
実際に、「ブラックは賢い」「レッドは明るい」など、毛色によって性格に違いがあると言われることがあります。
私もこれまで多くのトイプードルを育ててきましたが、一般に言われている毛色ごとの性格と重なると感じる子がいる一方で、同じ毛色でも性格の違う子を見てきました。
では、トイプードルの毛色と性格には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、ブラック・レッド・アプリコット・ホワイト・シルバー・ブラウンについて、一般に言われている性格と、我が家で実際に育ててきた子たちの性格を比べながら、ブリーダーとして感じてきたことを紹介します。
トイプードルは毛色によって性格が違う?

トイプードルを長く育てていると、毛色によって性格の違いを感じることはあります。
ただし、「ブラックだからこの性格」「レッドだからこの性格」と、毛色だけでその子の性格を判断するのは難しいと感じています。
ここからは、我が家で実際に育ててきた子たちを例に、毛色ごとの性格について詳しく見ていきます。
トイプードルの毛色別の性格|実際に育てて感じた違い
トイプードルにはさまざまな毛色があります。この記事では、我が家でも実際に育ててきた次の6色を取り上げます。
- ブラック
- レッド
- アプリコット
- ホワイト
- シルバー
- ブラウン
ここからは、この6色について、一般に言われている性格と実際の様子をそれぞれ見ていきましょう。
ブラック(黒)はどんな性格?
ブラックのトイプードルは、一般に「賢い」「落ち着いている」「飼い主に忠実」などと言われることがあります。
我が家で最初に迎えたトイプードルも、ブラックの女の子でした。
この子はとても人の様子をよく見ている子で、私たちも一緒に暮らす中で「賢い子だな」と感じることがよくありました。
特に印象に残っているのが、大好きだった車でのお出かけです。
車に乗ると私のそばに来て、運転席の近くから周りを見ながら一緒に出かけることを楽しんでいました。

一方、その子のパートナーだったブラックの男の子はとても活発で、走ることが大好きな子でした。
同じブラックでも、人の様子をよく見て行動する子もいれば、元気いっぱいに走り回ることが好きな子もいます。
実際に育ててきたブラックを振り返っても、一般に言われる性格と重なる部分がある一方で、それぞれに違った一面がありました。
レッドはどんな性格?
レッドのトイプードルは、一般に「明るい」「人懐っこい」「活発」などと言われることがあります。
我が家で最初に迎えたレッドの男の子は、自分の気持ちをはっきり表す、自己主張の強い子でした。
何か気になることがあると、すぐに他の犬の様子を確認しに行ったり、ときには相手を牽制するような行動を見せたりすることもありました。
一方、我が家で育ててきたレッドの女の子の中には、落ち着いてマイペースな子もいました。

みんながいる場所から少し離れ、部屋の隅など自分の好きな場所でゆっくり過ごしている姿が印象に残っています。
このように、同じレッドでも、自分から積極的に動く子もいれば、落ち着いて自分のペースで過ごす子もいました。
我が家で育ててきたレッドを振り返っても、同じ毛色でも、それぞれに性格の違いがあるように感じています。
アプリコットはどんな性格?
アプリコットのトイプードルは、一般に「明るい」「人懐っこい」「活発」などと言われることがあります。
我が家で最初に迎えたアプリコットの男の子は、とても従順な子でした。

特に印象に残っているのが、散歩をしているときの様子です。
こちらが教えたわけではないのに、自分からどんどん先へ行こうとはせず、私たちの歩く速さに合わせて、いつもすぐ横を歩いていました。
ときどきこちらをちらっと見ながら歩く姿を見ていると、私たちのことを気にしながら一緒に歩いているように感じたものです。
一般に言われるアプリコットの性格と重なる部分もあったのかもしれませんが、私にとっては「明るい」「活発」ということ以上に、人の様子をよく見ながら行動する子だったことが強く印象に残っています。
ホワイト(白)はどんな性格?
ホワイトのトイプードルは、一般に「穏やか」「人懐っこい」「社交的」などと言われることがあります。
我が家で育ててきたホワイトの子たちを振り返ると、このように一般に言われている性格と重なる部分は比較的多かったように感じています。
人に対して親しみやすいだけでなく、ほかの犬とも自然に一緒に過ごし、我が家の中でも穏やかに生活している子が多くいました。

もちろん、一頭一頭に性格の違いはありますが、ホワイトについては、これまで育ててきた中で「人懐っこく、穏やか」という印象が残っている毛色のひとつです。
シルバーはどんな性格?
シルバーのトイプードルは、一般に「落ち着いている」「慎重」「飼い主に甘える」などと言われることがあります。
我が家で育ててきたシルバーの子たちにも、甘えん坊で、人のそばにいることを好む子がいました。
特に印象に残っている子は、私が座っているとそばへやってきて、足の上にあごを乗せ、そのまま眠ってしまうことがよくありました。

そばにいるだけで安心しているような姿を見ていると、人と一緒に過ごすことが好きな子なんだなと感じたものです。
我が家で育ててきたシルバーについては、一般に言われている性格の中でも、「飼い主に甘える」「人のそばにいたがる」という部分は、実際の姿と重なるところがあったように感じています。
ブラウンはどんな性格?
ブラウンのトイプードルは、一般に「明るい」「マイペース」「人懐っこい」などと言われることがあります。
我が家でもブラウンの男の子と女の子を育ててきましたが、同じブラウンでも性格には違いを感じました。

男の子については、ほかの毛色の子と比べて「ブラウンだからこうなのかな」と感じるような、特に印象に残る性格の違いはありませんでした。
一方、女の子は少し警戒心が強く、普段は自分のペースで過ごしていましたが、気に入らないことがあると「ウーッ」と唸って、自分の気持ちを表すこともありました。
そんな姿を見ていると、少し「ツンデレ」のように感じることもあり、同じブラウンの男の子とはまた違った印象を持っています。
我が家で育ててきたブラウンを振り返ると、一般に言われる性格だけでは表せない、それぞれの個性があったように感じています。
同じ毛色でも性格は違う|育つ環境や人との関わりも大切
同じ毛色のトイプードルでも、実際に育てていると性格にはさまざまな違いを感じます。
犬の性格や行動には生まれ持った要素がある一方で、育つ環境や子犬のころの経験、人との関わりなども関係していると考えられています。
私自身、それを感じた経験があります。
以前、我が家にいた頃は、ほかの犬とうまく接することが難しく、いつも部屋の隅で過ごしていることが多い子がいました。
その後、新しいご家族に迎えていただいたのですが、そこで暮らしていた先住犬とは相性がよく、一緒に過ごすことができていたようです。
同じ子でも、暮らす環境や一緒に過ごす相手によって、見せる姿が違うこともあるのだと感じた出来事でした。
このご家族は、その後もう一頭、我が家からトイプードルを迎えてくださっています。
遊びに来られると「いい子を迎えられた」と話してくださいますが、私はその言葉を聞くたびに、もともとのその子の性格だけでなく、ご家族の接し方や向き合い方もとてもいいのだろうなと感じています。
そのため私は、トイプードルの性格を考えるとき、毛色だけを見るのではなく、その子がもともと持っている性格に加えて、育つ環境や一緒に暮らす犬、人との関わりなども含めて考えることが大切なのではないかと思っています。
まとめ|毛色ごとの性格を参考にしながら、その子自身を見よう

トイプードルは、毛色によって「明るい」「穏やか」「甘えん坊」など、さまざまな性格の違いがあると言われています。
我が家で実際に育ててきた子たちにも、一般に言われる性格と重なる部分はありましたが、同じ毛色でもそれぞれに違った個性がありました。
また、これまでの経験から、育つ環境や一緒に暮らす犬、人との関わりによって、見せる姿が違うこともあると感じています。
そのため私は、「ブラックだからこの性格」「レッドだからこの性格」と決めるのではなく、毛色ごとの性格はひとつの参考にしながら、その子自身を見ていくことが大切なのではないかと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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