トイプードルのしつけに失敗すると凶暴になる?トイプードルのしつけに失敗し凶暴になってしまった場合の対処方法と予防のポイントなど、ブリーダー営んでいる我が家の失敗談を含め調査解説します。
トイプードルのしつけに失敗すると凶暴になってしまったことはありませんか?
凶暴という言葉で表すと大げさかもしれませんが、たとえば予期せぬ場合に突然唸ったり、上の画像のように攻撃的な表情を見せて噛んだりする行動をとったりすることを言います。
実際我が家では、子犬の時期のしつけに失敗した子がいて、家族の一人に対して凶暴になってしまったことがありました。
そこで今回は、トイプードルのしつけに失敗すると凶暴になる?対処方法と予防のポイントを専門家が徹底解説!というタイトルで失敗談を含めて詳しい説明していきます。
ぜひ最後までお付き合いいただき、しつけに失敗しないようにしましょう。
トイプードルのしつけに失敗すると凶暴になる?
トイプードルのしつけに失敗すると凶暴になるのかというと、冒頭でお伝えした通り、我が家ではしつけに失敗して凶暴になってしまったことがありました。
凶暴になってしまったと言っても常に凶暴になってしまったのではなく、特定の者に対し特定の行動をした時に投稿画像のように、歯をむき出して威嚇するような行動をするようになったんです。
しつけの失敗には色々な原因がありますが、それは「しつけの失敗の原因」のところで詳しく説明します。
ではなぜしつけに失敗して凶暴になってしまったかを説明していきます。
しつけの重要性
ここでは、しつけの重要性を説明していきます。
まず最初に、子犬のしつけはいつから?始める時期や教える順番など現役ブリーダーが解説!の記事で紹介している、「子犬のしつけの前に必ずやっておくこと」のところで、下記のように説明しています。
- ご家族全員でしつけをする際の言葉や行動のルールを統一すること。
- 吠えているときや興奮状態のときは相手をしない。
この2点の中でも、最初の「ご家族全員でしつけをする際の言葉や行動のルールを統一すること」これがとても重要なんです。
家族全員が、子犬に対して同じように接してしつけていくことを必ず守り、少しずつ上下関係をしっか構築していくことも必要になります。
そして、飼い主さんが子犬に対して、やさしく接しながらしっかりとリーダーシップを示し、信頼関係を築き安心感をもたせるようにすることです。
このように、子犬の時期にきちんと確実にしつけをしていくことがとても重要なことになるんです。
しつけの失敗の原因
まず、しつけの失敗とは何をもって失敗というのでしょうか。
色々思い当たるとは思いますが、この記事では、「しつけに失敗すると凶暴になる」というタイトルで解説していますので、しつけに失敗してしまい凶暴になってしまった原因について説明していきます。
まず、まえの見出しのところ「しつけの重要性」の中で、「ご家族全員でしつけをする際の言葉や行動のルールを統一すること」、さらに「信頼関係を築き安心感をもたせる必要がある」と説明しました。
この二つ、「ご家族全員でしつけをする際の言葉や行動のルールを統一すること」「信頼関係を築き安心感をもたせる必要がある」これがしっかりできないと、不安やストレスを感じる可能性が出てきます。
ここで我が家の失敗談をご紹介します。
- 失敗談その①【しつけ時のルール統一できず】
- 失敗談その②【からかいながらしつけてしまった】
- 失敗談その③【信頼関係築けず】
失敗談はこの3つです。
では、細かく説明していきます。
失敗談その①【しつけ時のルール統一できず】
失敗談その①【しつけ時のルール統一できず】を説明します。
何度も繰り返しますが、「ご家族全員でしつけをする際の言葉や行動のルールを統一すること」とにかくこれです。
我が家の失敗その①はこれ、特に言葉のルール統一ができなかったことです。
たとえば、一般的なしつけ、「おすわり」「待て」などは良いですが、悪いことをして叱りたい時の言葉「こら!」「だめ!」などの言葉が統一できていませんでした。
さらに、叱りたいときに反動で叫んでしまったこと、つまり冷静に対抗できなかった事が災いしてしまったこと。
つまり結果として犬が、私たちの言葉や行動に対して従うのではなく、おびえて逃げるようになってしまいストレスを感じるようになってことですね。
このことが、失敗談その①【しつけ時のルール統一できず】ということになります。
失敗談その②【からかいながらしつけてしまった】
失敗談その②【からかいながらしつけてしまった】を説明します。
これは何かというと、しつけでうまくできた時ほめておぼえさせていきますよね。
我が家は、ここでも失敗してしまいました。
ではどのようなことかというと、うまくできた時はご褒美をあげたり、うまくできたことに対してきちんと褒めてあげないといけないのですが、ここでもほめ方の統一ができませんでした。
うまくできた時に、からかってみたり茶化してしまう、つまりふざけた感じで冗談っぽく対応してしまったことにより、怒った表情をするようにさせてしまったこと。
これで、後に褒められているのかが分からなくなり、何かの拍子に怒った表情になり凶暴になってしまうことが出るようになってしまいました。
失敗談その③【信頼関係築けず】
失敗談その③【信頼関係築けず】について説明します。
これが我が家でのしつけの一番の失敗です。
人でも同じで、信頼関係が築けていない人とは、人としての関係を持ちたくないですよね。
犬も一緒です。
しかし人と違うのは、言葉だけではで信頼関係を築けないということです。
言葉と行動、そして家族での統一ルール、これらすべてが伴うことではじめて犬との信頼関係が生まれると感じます。
凶暴になった場合の対処方法
凶暴になった場合の対処方法について説明していきます。
まずは、トイプードルに対する凶暴という言葉について、冒頭文のところで予期せぬ場合に突然唸ったり、上の画像のように攻撃的な表情を見せて噛んだりする行動をとったりすることですと説明しています。
では、このような攻撃的な表情を見せ、凶暴になってしまった場合の対処方法で重要なことは、原因をきちんと把握することです。
我が家の場合での原因は、この前の見出し「しつけの失敗の原因」で説明した通り、つぎの3つの原因がありました。
- 失敗談その①【しつけ時のルール統一できず】
- 失敗談その②【からかいながらしつけてしまった】
- 失敗談その③【信頼関係築けず】
このように、原因をしっかり把握して一つずつ焦らずに克服できるように対処していくことです。
ここで、うまく対処ができない場合は、ブリーダーやドッグトレーナーなどに相談してアドバイスを受けることも必要かもしれません。
我が家では、かなり時間がかかりましたが、最初にしつけの時のルール統一から始め、信頼関係を築くことを目指してしつけをし直しました。
その結果、1年ほどかかりましたが、凶暴な表情を見せることがなくなり、落ち着いて対応できるようになりました。
予防のポイントを専門家が徹底解説
専門家が徹底解説する予防のポイントは、ずばり、信頼関係を築くためのコミュニケーションが必要だということです。
では、予防のポイントに必要なコミュニケーションの取り方について解説していきます。
- 予防のポイントその①【表情や行動を読み取る】
- 予防のポイントその②【リーダーシップをもって接する】
- 予防のポイントその③【社会化を身につけさせる】
- 予防のポイントその④【あまやかせないように距離をもつ】
専門家が解説する予防のポイントはこの4つになります。
では、細かく説明していきます。
予防のポイントその①【表情や行動を読み取る】
表情や行動を読み取ることを意識してみましょう。
普段の表情や行動をいしきして見てみると分かってくることがたくさんあると思います。
たとえば、不安な感覚を表す行動ってわかりますか。
しっぽを下げる、耳を後ろに下げる、後ずさりなどの行動をする場合は、不安や恐怖を感じているんです。
逆に、うれしい時などは、しっぽを振って近づいてきて何かをしてほしいような表情や行動をします。
このように、きちんと表情や行動を読み取りましょう。
不安に感じているときはその不安を取り除いてあげる、うれしそうにしている時には、しっかり相手をしてあげることで、コミュニケーションが取れるようになります。
予防のポイントその②【リーダーシップをもって接する】
リーダーシップをもって接することで安心感を与えるようにしてあげましょう。
ここで、リーダーシップの意味をしっかり意識して接することが重要です。
トイプードルに対するリーダーシップとは、飼い主として頼りがいのある態度で安心感やストレスを与えないように接することになります。
このようにリーダーシップをもって接することでもコミュニケーションが取れるようになります。
予防のポイントその③【社会化を身につけさせる】
トイプードルを含めた犬に対して、社会化を身につけさせることとは、色々な環境や音、さらに他の犬などと遭遇させて慣れさせることを意味します。
これらトイプードルを含めた犬たちが、日常の生活の中で接するものに対して経験を積ませることでコミュニケーションが取れるようになっていきます。
予防のポイントその④【あまやかせないように距離をもつ】
しつけに失敗して凶暴になってしまったトイプードルに対して、あまやかせないように距離をもつということも大切です。
これはどのようなことかというと、凶暴になってしまったことから心配になってしまい、あまやかせてしまう場合があるということです。
あまやかせてしまうこと、これは凶暴になってしまったことに対して、飼い主さんが焦ってしまったりすることで起きてしまうことを言います。
そして距離をもつということはどういうことかというと、凶暴になってしまったことをあわてて修復しようとして必要以上に接してはいけないということです。
あくまでもトイプードルたちの生活リズムに合わせながら修復していくことが重要なんです。
そして、トイプードル自ら飼い主さんに寄り添い近づいてくるようになってきたら、短い時間で少しずつコミュニケーションを取るようにしましょう。
まとめ
トイプードルのしつけに失敗すると凶暴になる?対処方法と予防のポイントを専門家が徹底解説!
要点をまとめると次の通りです。
トイプードルのしつけに失敗すると凶暴になるのか、そしてしつけの重要性や、凶暴になった場合の対処方法を解説。
そして、【専門家が解説】しつけの失敗の原因3つを説明。
- 失敗談その①【しつけ時のルール統一できず】
- 失敗談その②【からかいながらしつけてしまった】
- 失敗談その③【信頼関係築けず】
最後に、【専門家が徹底解説】予防のポイント4つについても解説しました。
- 予防のポイントその①【表情や行動を読み取る】
- 予防のポイントその②【リーダーシップをもって接する】
- 予防のポイントその③【社会化を身につけさせる】
- 予防のポイントその④【あまやかせないように距離をもつ】
今回は、トイプードルのしつけに失敗すると凶暴になる?対処方法と予防のポイントを専門家が徹底解説!というタイトルで失敗談を含めて説明しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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