トイプードルの鳴き声はうるさいと感じますか?
トイプードルは、比較的飼いやすい犬種で、無駄吠えも少ないように言われていますが、犬ですから吠えてしまうこともあることから、鳴き声がうるさいと感じるときありますよね。
我が家では、1頭が吠えると、みんな吠えてしまい、間違いなくうるさいと感じます。
そこで今回は、トイプードルの鳴き声はうるさいと感じる飼い主さんへ、吠える原因を把握して対処する方法を、トイプードル専門ブリーダーの私が解説していきます。
トイプードルの鳴き声がうるさいと感じる理由
トイプードルの鳴き声がうるさいと感じる理由を解説します。
鳴き声がうるさいと感じる理由のほとんどが、吠え始めてしまい、何度も何度も吠えてしまう時ではないでしょうか。
普通に1回か、2回くらい吠えて、止まる場合はあまりうるさいと感じないと思います。
ところが、チャイムの音や、雷、宣伝カーの音などに反応してしばらく吠える、部屋に人の気配がなくなり、遠吠えするように吠えてしまう。
要するに、1回か2回くらいではなく、何度も何度も吠えてしまう時にうるさいと感じるはずです。
冒頭文でも説明した通り、我が家では、1頭が吠えると、みんな吠えてしまい、間違いなくうるさいと感じますと、説明しました。
なので、トイプードルの鳴き声がうるさいと感じる理由は、1回か2回くらいではなく、何度も何度も吠えてしまう時ではないでしょうか。
吠える原因を飼い主が把握する
鳴き声がうるさいと感じる場合には、吠える原因を飼い主さんがしっかり把握することが必要です。
なぜなら、当たり前のことですが、吠える原因があるから吠えるんです。
たとえが違うかもしれませんが、人が怒りたくなる時や、大声をあげる時には、必ずその原因となることがあるから、怒ったり大声をあげたりしますよね。
トイプードルが吠える時もこれと同じことが言えるはずですし、吠えることでしか訴えることが出来ません。
なので、必ず吠える原因をしっかり把握することがとても重要になります。
では、トイプードルが吠えるおもな理由はというと、別の記事、トイプードルが吠える理由とは? でも解説していますが、次の4つです。
- 要求吠え
- 興奮吠え
- 警戒吠え
- 無駄吠え
この吠える理由4つと、吠える理由の解決策を含めて、トイプードルが吠える理由とは?の記事で紹介していますので、参考にしてください。
吠えて鳴き声がうるさいと感じる時の対処法
吠えて鳴き声がうるさいと感じる時の対処法については、飼い主さんを含めた家族全員で、一貫した愛情を持った対処法が必要です。
前の記事で、トイプードルは吠えることでしか訴えることが出来ないということ、さらに、吠えるおもな4つの理由も説明しています。
では、この吠えるおもな理由4つを含めた、鳴き声がうるさいと感じる時の対処法4つを紹介していきます。
- 対処法その①:基本的な対処法
- 対処法その②:日頃からの触れ合い
- 対処報その③:家族全員で一貫した対処法
- 対処法その④:リラックスできる環境づくり
では、それぞれ細かく説明していきます。
対処法その①:基本的な対処法
吠えてうるさいと感じる時、一般的に飼い主さんは、「うるさい!」「わずらわしい!」「いやだ!」と思うのではないでしょうか。
このように感じてしまっている時、飼い主さんはトイプードルに対してどのように接しますか。
吠えている時に、怒ったり、怒鳴ったりしていませんか、怒ったり、怒鳴ったりすることは逆効果となってしまいます。
なぜなら、前の記事で、4つの吠える理由を紹介しましたが、この4つは、トイプードルの立場からすると、自分の欲求を満たすことを吠えるという行為で、飼い主さんに訴えています。
そして、その欲求が満たされない限り何度も何度も吠え、興奮状態となっていきます。
自分の欲求を満たそうと、興奮状態となってしまっている時に、怒ったり、怒鳴ったりしてしまうと、吠えるのがおさまるどころか、さらに興奮状態が続き、余計に吠えるようになってしまいます。
さらに、吠えて興奮状態の時に、怒ったり、怒鳴ったりしてしまうと、トイプードル自身が自分の欲求を満たすために吠えているという行動と、飼い主さんが注意しているつもりの行動が、逆効果となってしまいます。
要するに、興奮して吠えているトイプードルは、飼い主さんと一緒に興奮状態で相手をしてもらえると勘違いしてしまうことになってしまうからです。
なので、吠えて興奮状態の時には、怒ったり、怒鳴ったりするのではなく、簡単な言葉で注意しながら冷静に話しかけるようにしましょう。
対処法その②:日頃からの触れ合い
トイプードルが吠えるのをやめさせるためには、日頃からの触れ合いも大切になってきます。
なぜなら、日頃から優しく言葉をかけ、できる限り意思疎通が出来るようににしておくことで、どんな状況になると吠えるのかを飼い主さんが把握できるようになるからです。
何度も言いますが、吠えて鳴き声がうるさいと感じる時の対処法 のところで、吠えるおもな理由4つを理解することも、日頃からの触れ合いから生まれてくるものです。
なので、できる限りトイプードルとの日頃からの触れ合いで、意思疎通ができるよう心掛けてください。
対処法その③:家族全員で一貫した対処法
吠えてうるさいと感じる時の対処法は、飼い主さんだけではなく、一緒に暮らしている家族全員で一貫した対処をするようにしましょう。
家族全員で一貫した対処をしていかないと、トイプードル自身が迷ってしまうからです。
たとえば、トイプードルを家族として迎え入れた時、名前を憶えさせようと家族全員で、名前を呼び続けますよね。
さらに、「おすわり」や「お手」「おかわり」なども同じです。
トイプードルに新しいことを憶えさせようとする時は、必ず同じ言葉、同じ方法で教えることがとても大切です。
なぜなら、先ほどの名前を覚えさせる時、「〇〇」と「〇〇ちゃん」では言葉が違い覚えにくくなります。
叱る時も、「こら」「だめ」など、家族で違った言葉で叱ってもなかなか覚えません。
なので、吠えてうるさいと感じる時の対処法は、飼い主さんだけではなく、一緒に暮らしている家族全員で一貫した対処をするようにしましょう。
対処法その④:リラックスできる環境づくり
吠えてうるさいと感じる時の対処法にはあまり関係がないかと思われるかもしれませんが、トイプードルをリラックスさせるような環境づくりが必要です。
なぜなら、ストレスを感じることで、何かを訴えたくなり、吠えるという行動に出てしまう場合があるため、リラックスする環境づくりが出来れば、吠えにくいトイプードルになるはずです。
では、その環境づくりですが、まず安心して眠ることが出来るお気に入りのベッドや場所を作りましょう。
そして、部屋の中でも遊べるアイテムや場所なども必要でしょうね。
このように、トイプードルが安心して過ごせることが出来る、居心地の良い場所や環境があることで、吠えにくくなるはずです。
吠えにくくなるということは、吠えてうるさいということがなくなるということに結びつきます。
なので、トイプードルがリラックスできるような環境づくりをして、できる限り吠えにくいトイプードルになるようにしていきましょう。
まとめ
トイプードルの鳴き声はうるさいと感じる?吠える原因を把握して対処する方法を徹底解説!はいかがでしたでしょうか。
トイプードルの鳴き声がうるさいと感じる飼い主さんがいるようですので、トイプードルの鳴き声がうるさいと感じる理由を説明しました。
そして、トイプードルが吠えるおもな理由は次の4つであることも紹介しました。
- 要求吠え
- 興奮吠え
- 警戒吠え
- 無駄吠え
最後に、吠えて鳴き声がうるさいと感じる時の次の対処法4つも紹介しました。
- 対処法その①:基本的な対処法
- 対処法その②:日頃からの触れ合い
- 対処報その③:家族全員で一貫した対処法
- 対処法その④:リラックスできる環境づくり
トイプードルの鳴き声はうるさいと感じてしまう理由を、飼い主さんを含めて家族全員がしっかり理解して、鳴き声がうるさくならないように、できる限り吠えにくいトイプードルになるようにしていきましょう。
そして、愛犬と楽しい時間を作ってあげてください。
よければ、我が家の犬たちの状況を、プードルズハウス のサイトで一度見てください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント