子犬のしつけはいつから?始める時期や教える順番など現役ブリーダーが解説!

子犬のしつけはいつから?始める時期や教える順番など現役ブリーダーが解説! 犬全般に関すること

子犬のしつけはいつからはじめて良いのか?始める時期や教える順番などお悩みではありませんか。

子犬を迎えて、しつけをいつから始めて何から教えていいのかよくわからなくて困っていませんか。

そこで今回は、子犬のしつけで悩んでいる飼い主さんのために、子犬のしつけはいつから?始める時期や教える順番など現役ブリーダーの私が解説していきます。

子犬のしつけはいつから?

ブラックプードル【マズル部分】

子犬のしつけはご自宅に迎え入れたその日から始めてください。

まず最初は、自宅迎え入れすぐにケージに入れることがしつけの始まりとなります。

ご自宅へ迎え入れた時期は、早くて生後2か月以降です。

ちょうどこの時期が、子犬の社会化を覚えいく時期だと言われる段階で、犬種や大きさ、個体によって差がありますが、一般的に生後4カ月くらいまでが、色々なことが最も吸収しやすい大切な時期「子犬の社会化期」と考えられているようです。

まずは最初は、ご家庭の環境に慣れてから少しづづしつけを始めると良いでしょう。

子犬のしつけの前に必ずやっておくこと

トイプードルのアプリコット子犬たち

子犬のしつけを始める前に必ずやっておくことがあります。

  • ご家族全員でしつけをする際の言葉や行動のルールを統一すること。
  • 吠えているときや興奮状態のときは相手をしない。

この2点は必須です。

まずルールの統一ということから説明すると、犬は人と違って類似の言葉を理解できませんし、人によって違った指示の仕方をすると犬が迷ってしまいます。

たとえば、子犬の名前を呼ぶとき、私の名前でたとえると「タクロー」と呼んだり「タクローちゃん」などと同じ名前でも、違う呼び方で名前で呼んだりすると、子犬が自分の名前を覚えられなくなってしまいます。

このように言葉もそうですが、ひとつの行動を覚えさせる内容についても、ご家族皆さんでしっかり統一しておかないと、なかなか覚えてくれません。

もう一つの子犬が吠えていたり興奮しているときに、なぜ相手をしてはいけない理由としては、吠えるのをやめせようと思い、「静かにして」などと声をかけたり、興奮しているときに落ち着かせようと思い抱っこしてしまったりすると、子犬は「吠えれば相手をしてくれる」「興奮して騒げば抱っこをしてくれる」と覚えてしまいます。

ですから、吠えていたり興奮状態にになっているときはひたすら無視をして、静かになってから相手をするようにしてください。

まず、子犬のしつけの前に必ずやっておくことを、ご家族でしっかり統一し実践していきましょう。

子犬のしつけを始める時期

トイプードル【ブラック子犬】

子犬をお迎えした後は、ケージの中で最低1週間程度家庭環境になれさせましょう。

そして、まず何度も何度も名前を呼び子犬に名前を覚えさせましょう。

次に、ケージの扉を開け、声をかけて、子犬が自分からケージの外へ出てこられれば家庭環境になれたことになります。

このように、声をかけて、子犬が自分からケージの外へ出られるようになり家庭環境になれれば、ご家族皆さんの言葉も理解ができようになってきます。

ご家族皆さんの言葉を理解できるようになってきたら、次の「子犬のしつけを教える順番」見ていただき、子犬のしつけを始めていきましょう。

子犬のしつけを教える順番

トイプードル【クリーム子犬】

子犬のしつけで最初に思い浮かぶのが「おすわり」「まて」などだと思いますが、最初は以下の順番に教えてください。

  • アイコンタクト
  • 抱っこをして色々な環境などになれさせる

まず、「アイコンタクト」になります。

「アイコンタクト」ってと思われるかもしれませんが、難しい事ではありません。

単純に、名前を呼ばれたら飼い主を見させるということですので、普通にできることだと思います。

この先、色々なしつけをするためにはこの、「アイコンタクト」が必須となり、犬とのコミュニケーションを取る上でとても重要なことになりますので、まず最初は犬の名前を呼んだら私を見る、この「アイコンタクト」をしっかりとれるようにしてください。

そして次に、抱っこをしてどこに触れても嫌がらないようにしながら、色々な音などの刺激にならすことです。

色々な音などの刺激にならしておくことで、恐怖感からくる無駄吠え防止にも役立ちます。

たとえば、抱っこをして、チャイムやインターホンの音のする場所や、掃除機を見せて実際に音を聞かせて慣れさせることで、吠えにくい犬になってくれるはずです。

「おすわり」や「まて」などのしつけについては、いろいろな刺激になれさせてからにしましょう。

子犬のしつけで注意すること

トイプードルの凶暴な表情【ブラック】

子犬のしつけで注意しなければいけないことは、時間をかけないこと、ひとつのしつけで、1~3分程度で終わらせることです。

なかなか覚えてくれないので、早く教えようと、ひとつのしつけに時間をかけてしまうと、子犬はしつけに対してストレスを感じるようになり、しつけるつもりが逆に覚えなくなってしまいます。

なので、ひとつのしつけは短い時間で根気よく教えましょう。

さらに、名前を呼んだ直後に「アイコンタクト」がうまくとれなかったときや、トイレの場所のでの排泄の最中などに別のことが原因でのことで絶対に怒らないようにしてください。

なぜなら、それらの直後に怒るとせっかくの子犬の自分の名前が嫌だと感じてしまったり、うまくできたトイレの場所が、ここではだめだと思ってしまう可能性があり、言うことを聞かなくなるかもしれません。

子犬のしつけでは、飼い主さんがしつけに関する注意事項をよく理解しながら、根気よくしつけをしましょう。

今回のまとめ

子犬のしつけはいつから?【まとめ】

さて今回の、子犬のしつけはいつから?始める時期や教える順番など現役ブリーダーが解説!は、いかがでしたでしょうか?

子犬が成長して、私たちとともに生活をしていくためには、しつけをしていかなければなりません。

ただ、子犬によって個性や性格があり、得意不得意が存在します。

ご紹介した内容は、現役ブリーダーである私の経験からご紹介した内容ですので、それぞれの犬種の子犬などの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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