犬で人気の種類BEST5!人気の理由と特徴を解説します。
犬を家族の一員として迎え入れる方の中で、室内で飼うことができる小型犬が人気となっています。
小型犬といっても、どんな犬種があり、またどんな犬種が人気なのか気になりませんか。
そこで今回は、犬を飼おうと検討しているあなたに向けて、犬で人気の種類BEST5と、その人気の理由と特徴などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
さらに、トイプードルを飼ってみて分かることなども、トイプードル専門のブリーダー歴14年の経験談とともにご紹介します。
それでは、犬で人気の種類BEST5!人気の理由と特徴を解説!をします。
犬で人気の種類BEST5!人気の理由と特徴を解説!
犬で人気のBEST5は、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(以下、「JKC」)が、2022年「犬種別登録頭数」を発表したランキングとなります
その上位 第5位から第1位の犬種は以下の通りです。
- 第5位:ミニチュアシュナウザー
- 第4位:ポメラニアン
- 第3位:ミニチュアダックスフンド
- 第2位:チワワ
- 第1位:トイプードル
では、それぞれの犬種について人気の理由と特徴を解説していきましょう!
【5位】ミニチュア・シュナウザー
第5位は、2022年 第5位だったフレンチブルドッグを抜き、ミニチュアシュナウザーがランクインしました。
ミニチュアシュナウザーは、まゆ毛のように見える毛や、口ひげに見えるような顔の毛と、くりっとした丸い眼がチャームポイントです。
体高は30~35cm、体重は4~8kgが標準的なサイズで、平均寿命は13歳~14歳くらいです。
ドイツで生まれたこの犬種は、世界中で人気の小型犬となっています。
作業犬として作り出された歴史があると言われ、知らない相手に対しては警戒心を見せるようですが、家族に対しては忠実で甘えん坊といわれています。
筋肉質な肉体と活発な体力と気力を持ち合わせており、遊ぶことが大好きな性格です。
毎日1回30分以上で、1日2回以上の散歩をするのが好ましいでしょう。
我が家の近所で、多頭飼いで所有してみえるお宅があり、少しお話を伺いました。
散歩の途中で知らない人に遭遇すると、最初に飼われた1頭だけが吠えてちょっとお困りのようでした。
子犬の時期にしつけをしっかりしとしておいた方が良いと言ってみえました。
さらに散歩は、雨の日以外は毎日必ず、朝と夕方に欠かさず30分~40分程度連れていかれるとのことです。
毛色については、ブラック・ソルト&ペッパー・ブラック&シルバー・ホワイトの4色のみが、JKC(血統書発行団体)にて公認しています。
注意する病気は、白内障・シュナウザー面皰(めんぽう)症候群・尿路結石症などがあげられます。
ミニチュアシュナウザーの平均価格は、オスが約31万円、メスが約33万円、全体では約32万円となっているようです。
【4位】ポメラニアン
第4位は、ポメラニアンで、2021年のランキングも同じ第4位でした。
毛がとても柔らかく、小さくてフワフワなシルエットがとても印象的で優雅な雰囲気があり、特有の可愛らしさを持つ犬種です。
つぶらな瞳でみつめられると、とても愛らしく感じられる反面吠えやすいところもあるようです。
我が家のお隣さんがポメラニアンを飼ってみえて、私もよく吠えられますね。
無駄吠えする犬にならないようにするためには、子犬の時期にしっかりしつけることが必要となります。
性格はとても元気で活発なところがあり、運動が大好きな犬種ですので、毎日のお散歩はかかさないようにしましょう。
ポメラニアンは比較的抜け毛の多い犬種で、一年に2回毛が生え変わる時期がありますので日頃からお手入れは欠かさず行う必要があります
日頃のお手入れを日常的に続けておかないと毛玉になってしまいますので、日頃のお手入れを欠かさないよう注意してください。
毛色については、ホワイト・ブラック・ブラウン・オレンジ・グレーなど、JKC(血統書発行団体)での公認カラーは全部で13色以上もあります。
体高は、およそ18cm〜25cm、体重は1.4kg〜2.5kgほどで、平均寿命は13歳~14歳くらいとなっています。
注意する病気は、気管虚脱・水頭症・流涙症・膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)・アロペシアXと言われる脱毛症などがあげられます。
ポメラニアンの平均価格は、オスが約37万円、メスが約42万円、全体では約40万円となっているようです。
【3位】ミニチュアダックスフンド
第3位は、2021年も第3位の、ミニチュアダックスフンドです。
JKC(血統書発行団体)の登録上、ミニチュアダックスフンドはダックスフンドとして登録されます。
ダックスフンドのサイズは、スタンダード・ミニチュア・カニーンヘンの3種類に分かれます。
ダックスフンドの登録の中では、ミニチュアダックスフンドの登録数が全体の7割を超え、長い間不動の人気を誇っています。
ダックスフンドの特徴は、胴長で短足の体と大きなたれ耳で、とても活発で強い好奇心を持っている犬種です。
性格は、甘えん坊で人懐っこいところと、非常に活発なところがあり、遊ぶことが大好きでとても勇敢で気の強いところから、子犬の頃にしっかりしつけないと問題行動を起こすことがあるといわれます。
賢い犬種であり、きちんと上下関係を覚えさせ、飼い主をリーダーと認めさせることが重要なポイントです。
常に一貫した態度をとり何事においても飼い主さんを優先するようにしつけるようにしてください。
被毛は、スムース、ロング、ワイアーの3種類で、被毛の種類によって性格の違いがあるといわれています。
被毛の種類では、ロング(ロングコートともいう)が一番人気ですね。
注意する病気は、椎間板ヘルニア・目の病気で、進行性網膜萎縮症(しんこうせいもうまくいしゅくしょう)と白内障・ホルモン異常の病気で、甲状腺機能低下症や、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)と言われる病気などがあります。
ミニチュアダックスフンドの理想体重は5㎏以下とされていますが、とても食欲旺盛で肥満になりやすいため、体重管理をするようにしてください。
ミニチュアダックスフンドの平均寿命は12歳~16歳と言われています。
ミニチュアダックスフンドの平均価格は、オスが約35万円、メスが約41万円、全体では約38万円となっているようです。
【2位】チワワ
第2位は、チワワで、2001年から不動の第2位です。
特徴は、丸いアップルヘッドと呼ばれる頭と、頭の大きさに比べて目の大きいのが特徴の超小型犬です。
性格は、明るく陽気で、家族には献身的で愛情深い犬種で、賢いところからしつけがしやすいといわれています。
しかし、家族以外にはとても警戒心が強いため、知らない人に吠える傾向にあるので、子犬のうちから吠えたらきちんと叱るとういうようなしつけを徹底してください。
毛質は、柔らかな長い毛と飾り毛を持つロングコートと、つややかな短い被毛に覆われたスムースコートに分かれます。
毛が伸びるのが遅い犬種ですので、ロングコートもスムースコートもカットは原則不要でが、抜け毛は多めなので、毎日のお手入れが必須で、毎日ブラッシングするだけできれいな状態がキープできます。
毛色は、単色だけでもたくさんの種類があり、ほかにも2色のパーティーカラーや、3色のトライカラーなど、毛色の種類も豊富で、ほぼすべての毛色で登録が認められています。
注意する病気としては、気管虚脱という気管が押しつぶされて呼吸が困難になる病気・膝蓋骨脱臼(通称、パテラ)・水頭症・僧帽弁閉鎖不全症・目の病気で角膜炎や結膜炎などがあります。
チワワの平均寿命は13歳~16歳で、超小型犬のチワワの平均寿命は、他の中型犬や大型犬と比べても長いのが特徴です。
チワワの平均価格は、毛質や色によって違いがありますが、オスが約32万円、メスが約37万円で、全体では約35万円となっているようです。
【1位】トイプードル
第1位は、14年連続で、トイプードルです。
JKC(血統書発行団体)の登録上、トイプードルはプードルとして登録されます。
プードルは、スタンダード・ミニチュア・トイの3種類に分かれます。
トイプードルの性格は人懐っこくとっても甘えん坊で、飼い主以外の人にも愛嬌をふりまく明るい性格で、他の犬とも上手に接する温和な子が多いですね。
小型犬のなかでも比較的無駄吠えも少なく、とても賢く物覚えが早い犬種のため、比較的しつけもしやすくペット初心者にもおすすめです。
賢いあまりイタズラを覚えてしまうこともあり、子犬の頃からやってはいけない行動をした時にはしっかりしつけることが肝心です。
毛色は、レッド・ブラック・ブラウン・ホワイト・シルバー・アプリコットなど単色がJKC(血統書発行団体)に公認されています。
被毛は、毛の生え変わりがなため抜け毛はありませんが、細かくカールした被毛は、お手入れをしないまま伸ばしっぱなしにすると絡まりやすく毛玉になるため、お手入れは毎日おこないましょう。
被毛が伸びてきますので、ペットショッなどで月1回程度の定期的なトリミングが必要となります。
体高は約25cm以下で、平均体重はオス・メス問わず3kgほどで、平均寿命は15.4歳です。
注意する病気としては、膝蓋骨脱臼(通称、パテラ)・低血糖症・クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)・僧帽弁閉鎖不全症・てんかんなどがあります。
トイプードルの平均価格は、色によって違いがありますが、オスが約35万円、メスが約43万円、全体では約39万円となっているようです。
犬で人気の種類が決まったらどこから迎え入れればいいの?
犬で人気の種類が決まったらどこから迎え入れればいいのかを検証してみます。
まずは最初に思い浮かぶのは、ペットショップで、次はブリーダー、あまり思いつきにくい里親制度などがあります。
どこから犬を迎え入れる場合でも肝心なのは、最後まで飼うという責任をしっかり持つことです。
これは動物愛護法とうい法律でも、終生飼養として決められていますので、必ず最後まで責任をもって飼うようにしてください。
ここでは、ペットショップもしくはブリーダーから迎え入れる場合に関する、それぞれのメリット、デメリットをあげてみます。
ペットショップ
メリット | 犬の種類が豊富で決めた犬種だけではなく様々な犬種を見ることができる。 購入後にトリミングやシャンプーなども頼むことができる。 店員さんに一定の知識があり購入時のアドバイスをしてくれる。 日用品などのグッズも同時に購入できる。 ペット保険に加入できる。 |
デメリット | 子犬のみを展示しているため、親犬の確認ができない。 病気や小さな疾患をを持っている犬を売っている場合もある。 お店によっては、犬の購入金額以外にも別途費用が必要なお店がある。 犬の一般的な知識はあるが、犬種個別の知識に欠ける場合がある。 |
ブリーダー
メリット | 同時に生まれた兄弟犬も確認でき、自分に合った犬を選ぶことができる。 親犬を見て、親犬の性格や大きさなどを知ることができるので、子犬の成長の参考になる。 犬種による専門ブリーダーは、犬種ごとのの専門知識が豊富であり、飼育上の細かい説明や困ったことなどのアドバイスを直接受けることができる。 |
デメリット | ブリーダーを探すのが困難。 犬のことを考えて飼育し信用できるブリーダーかどうかの判断がしずらい。 対面販売が原則となるので、遠方でも必ず行く必要があります。 |
人気の種類【第1位】のトイプードルを飼ってみて分かること
トイプードル専門のブリーダー歴14年経験から、人気の犬種【第1位】のトイプードルを飼ってみて分かることをご紹介します。
自分で選んで迎えた子犬との楽しい生活が始まることを期待してみたが、最初に期待に反して、あんなことやこんなこと、そしてどうしたらいいのか戸惑ってしまうことが出てきます。
犬も人間と同じで、体格や性格しぐさを含め、ちょっとやんちゃな子、おとなしい子、臆病な子など色々ですが、親犬に似ることが多いということを感じます。
子犬を迎える時に、親犬を見て参考にできると、しつけをするときなどに役に立つと思います。
犬のしつけをきちんとすることで、怒ったりすることもなくなり、犬も私たち飼い主もストレスを感じることが少なくなり、良好な関係が生まれ楽しい生活ができるはずです。
犬のしつけがきちんとできないと、私たち飼い主と犬たちとの良好な関係は生まれません。
なぜなら、しつけをする目的を考えてください。
言い方はとても悪いかもしれませんが、犬に対するしつけは私たち飼い主の都合で教えていくことたど感じます。
私たち人間の社会に順応させるために教えていくこと、すなわち人間目線なのです。
なので、犬に対するしつけを人間目線で教え、身につけさせることで、私たち飼い主は犬へのストレスを感じなくなるのです。
そして、犬たちも私たち飼い主に怒られることがなくなることで、人へのストレスがなくなるはずですので、相互で良好な関係が生まれてくると感じます。
犬たちが頼れるのは私たち飼い主だけなのです。
このことをきちんと理解して犬たちと接し、良好な関係を作って、犬たちとの楽しい日々を過ごせるようにしていきましょう。
まとめ
さて今回の、犬で人気の種類BEST5!人気の理由と特徴を解説!はいかがでしたでしょうか?
- 第5位:ミニチュアシュナウザー
- 第4位:ポメラニアン
- 第3位:ミニチュアダックスフンド
- 第2位:チワワ
- 第1位:トイプードル
犬で人気の種類が決まったらどこから迎え入れればいいの?
人気の種類【第1位】のトイプードルを飼ってみて分かることをご紹介しました。
これからワンちゃんを家族に迎え入れようか悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
そして、ワンちゃんを迎え入れるときには、最後まで飼うという責任をしっかり持って迎え入れてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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