トイプードルが喜ぶ遊び方は?室内での遊び方や人気のおもちゃもブリーダーが徹底解説!

トイプードルに関すること

トイプードルが喜ぶ遊び方は?室内での遊び方や人気のおもちゃもトイプードル専門ブリーダーが徹底解説します。

飼い主の皆さんも愛犬と色々な遊びを楽しんでいると思いますが、おもちゃを買ったのに遊ばない、もっと喜ぶ遊び方はないか、と悩んだりすることはありませんか。

そこで今回は、トイプードルが喜ぶ室内でできる遊び方や、人気のおもちゃを紹介しながら、愛犬にぴったりの遊び方をトイプードル専門ブリーダーの私が解説していきます。

トイプードルが喜ぶ遊び方は?室内でもできる遊び方を解説

トイプードルのブラック

トイプードルが喜ぶ遊び方を解説します。

トイプードルは遊びが大好きで、室内でもできる色々な遊び方があります。

ここでは我が家でも使っている、トイプードルが喜ぶ、室内でもできる遊び方を次のように紹介します。

  • 引っ張り合い
  • ボール投げ
  • 探し物ゲーム
  • 名前を覚えさせ持ってくる

それでは、我が家の遊び方を解説していきます。

引っ張り合い

タオルなどの長い形状のおもちゃを愛犬と引っ張り合う遊びです。

まずは、タオルや長い形状のロープ状のおもちゃを用意します。

遊び方は、飼い主さんがおもちゃをもって、最初にトイプードルに「いくよ!」などと合図をしてから始めます。

飼い主さんが両端をもってトイプードルに真ん中を愛犬に噛ませて引っ張り合います。

しばらく真ん中を噛ませて引っ張り会ってから、飼い主さんが、時々片方の手を放して「すごいね!」とほめて、愛犬が勝ったようにしてあげて自信を持たせましょう。

一生懸命やれば飼い主さんが負けると理解できることでやる気が出てくるはずです。

【やってはいけないこと】

おもちゃを大きく振り回したり弾みをつけて引っ張らないこと。

理由は、、トイプードルの歯、あごなど様々な部分を傷める恐れがあります。

くれぐれも、動かし方には注意しましょう。

もう一つ、引っ張り合いをしているときに、唸り声を上げる時は即座にやめ、唸り声を上げてはいけないことを教えください。

この時飼い主さんは、決して怒ってはいけません、優しく、「唸ってはいけないよ・・」という感じで言い聞かせて教えるようにしましょう。

ボール投げ

飼い主さんが投げたボールをトイプードルが追いかけ、咥えて飼い主さんのところに持ってこさせて返す遊びです。

まずは、トイプードルの口にあった大きさのボールのおもちゃを用意します。

最初は、いきなり投げても追いかけません。

そこで、まず最初にトイプードルにボールに興味を持たせるようにしてください。

ボールをもって、おすわりをさせ、おすわりができたらボールを愛犬に渡して、咥えるようにさせてみましょう。

咥えるようになったら、次に、「はなせ」と優しく声をかけボールを離させます。

これができるようになったら、最初は近い距離で初めてみてください。

遊び方は、ボールを投げる前にトイプードルにボールをみせて、「投げるよ!」などと合図をしてからボールを前方に投げます。

トイプードルがボールを追いかけ、くわえたら「持ってきて」と声をかけ飼い主さんのところへ持ってこさせます。

咥えて、飼い主さんのところへ持ってきたら「はなせ」と言ってボールを受け取ります。

ボールを受け取ったと同時にほめて、またすぐに投げてあげることで、それがご褒美になります。

【やってはいけないこと】

投げても追いかけない、呼んでもボールを持ってこないなどの場合でもトイプードルを叱ったり、いきなりボールを取り上げたりしないよう注意しましょう。

探し物ゲーム

おやつを色々なところに隠して、トイプードルにニオイを嗅がせて、ゲーム感覚で見つけさせる遊びです。

まずはおやつを、部屋にあるクッションの下、空き箱、ふたを閉めた段ボール箱などに隠します。

おやつを隠し終わったら、「さがして!」と言葉をかけ見つけさせます。

臭いを嗅ぎながら見つけたら必ず褒め、隠してある場所から離れてしまったら「かんばれ!」などと声をかけ見まりましょう。

おやつを発見したらまず褒め、さらに取り出す作業に頑張る愛犬を褒め、他に「まだあるよ!」などと誘導していくと良いでしょう。

トイプードルには、作業自体が楽しく、五感をフル活用し、褒めてもらえることになるので、満足度が高い遊びです。

隠したおやつを探し出せるようになったら、犬用の知育玩具などを使うようしても良いでしょう。

名前を覚えさせ持ってくる

おもちゃの名前を覚えさせさ、指示したら持ってきてくれるようにする遊びです。

トイプードルのお気に入りのおもちゃを2つ用意しましょう。

同じくらい好きなものを覚えさせ、そのうちの一つのおもちゃをくわえている時には、そのおもちゃの名前を呼んで「**持ってきて」と言葉をかけ持ってこさせるようにします。

持ってきたら褒めてあげましょう。

間違いなく選んで持ってくるようになったら、おもちゃの数を徐々に増やして、おもちゃの名前を教えて一緒に遊ぶことが楽しくなってくるはずです。

トイプードルが喜ぶおすすめの人気のおもちゃ4選

トイプードルのブラックのアップ画像

「トイプードルが喜ぶ遊び方は?室内でもできる遊び方を解説」のところで紹介した遊びで使える、トイプードルにおすすめの人気おもちゃをご紹介します。

  1. ロープ型のおもちゃ
  2. ボール投げ遊びで使うボール
  3. 犬用の知育玩具
  4. 小さな縫いぐるみのようなおもちゃ

では、それぞれ紹介していきましょう。

ロープ型のおもちゃ

ロープ型のおもちゃは、飼い主さんと引っ張り合う遊びにおすすめです。

トイプードルは、とても活発で遊びが大好きですので、引っ張り会いなどの遊びも好みますので、引っ張って遊べるロープ型のおもちゃが良いでしょう。

ロープ型のおもちゃを選ぶ場合は、ロープの糸をできるだけしっかり編み込んでいるものを選んでください。

なぜなら、糸をきつく編み込まないことで、歯の根本までしっかりと食い込むようになっているものは、引っ張りすぎて、歯が抜けてしまってしまう場合があります。

なので、糸をできるだけしっかり編み込んでいるものを選んでください。

ボール投げ遊びで使うボール

ボール投げ遊びで使うボールは、やわらかく安全性の高いものがおすすめで、万が一トイプードルにあたったとしても痛くなく、噛んでも壊れにくいものを選びましょう。

犬用の知育玩具

犬用の知育玩具ってどのようなおもちゃかご存じですか。

おもちゃの中に、おやつなどを入れて、トイプードルの嗅覚を使わせておやつを食べさせたり、頭を使わせておやつを探させたりすることのできるおもちゃのことです。

犬用の知育玩具も様々な種類や形状のものがありますが、、特に音の出るものについては注意が必要です。

なぜなら、音に怖がる性格の子もいますので、音に怖がる子には音の出ないおもちゃを選ぶようにしましょう。

特に、知育玩具を選ぶ場合は、トイプードルの性格や興味を持つものを選ぶようにしましょう。

小さな縫いぐるみのようなおもちゃ

小さな縫いぐるみのようなおもちゃは、おもちゃそのものの名前を覚えさせることが大切なため、形状が完全に違うものを選びましょう。

なぜなら、形状が完全に違っていないと、トイプードルがおもちゃの名前を覚えられなくなり、どのおもちゃかを選べなくなってしまうからです。

なので、小さな縫いぐるみのようなおもちゃは、形状が完全に違うものを選ぶことをおすすめします。

トイプードルと遊ぶ時のポイント

トイプードルのアプリコット子犬

トイプードルと遊ぶときのポイントを解説します。

トイプードルは頭がよく、人とのコミュニケーションを好み、明るくて人懐っこく、非常に活発で運動好きなところが特徴です。

遊びは、飼い主さんの愛犬であるトイプードルとの根本的なコミュニケーションツールとなります。

ここで、トイプードルが喜ぶ遊びのポイントを次のようにまとめました。

  • 遊びの初めと終わりの合図は飼い主さんから
  • 言葉を覚えることで遊びの世界が広がる
  • 遊ぶ時間や遊びの内容は不規則にする
  • 安全第一のルール
  • 大好きなおもちゃは愛犬の手の届かないところに

では順を追って説明します。

遊びのはじめと終わりの合図は飼い主さんから

トイプードルに限らず、どの犬種との遊びを始める合図と、終わりの合図は飼い主さんから愛犬に指示するようにしましょう。

ます最初に愛犬の名前を呼んでお互いの目が合ったら、お座りをさせ、座ったら遊ぶ合図「ボール遊びする」などと声をかけて遊びを始めます。

そして、終わりにするタイミングは、愛犬が飽きる前や、飼い主が疲れた時、さらに愛犬が興奮しすぎて飼い主さんの手に歯が当たったりした瞬間などに、はっきりと「おしまい」などと声をかけて終わりにしましょう。

もっと遊びたいと要求されても、一旦終わりにして落ち着かせることが重要です。

そして、飼い主さんは、愛犬がどの程度遊べば飽きるか、あるいは興奮のスイッチが入るかなど、普段から把握しておくようにしましょう。

逆に、犬がおもちゃを持ってきたら遊ぶ、ということを繰り返していると、飼い主さんの時間がなくて遊んであげられない時でも、遊んでくれるまでしつこく粘るようになったりします。

なので、遊びを始める合図と終わりの合図は、飼い主さんから愛犬に指示してください。

言葉を覚えることで遊びの世界が広がる

言葉を覚えることで遊びの世界が広がります。

トイプードルを含めて犬は、飼い主さんから言われる言葉の意味は理解できませんが、言葉を「音」として判別し、自分の動作や周囲の出来事と結び付けて記憶していきます。

愛犬には「おすわり」「おて」「おかわり」「まて」などの言葉を教えていると思いますが、それ以外の言葉もたくさん教えてあげましょう。

言葉を覚えることで遊びの世界がぐっと広がり、飼い主さんとの絆も深まります。

愛犬にとっては、飼い主さんの指示を聞き、その通りの実行することも遊びの一つです。

愛犬が指示通りのことができたら、飼い主さんはたくさん褒めてあげましょう。

愛犬は褒められることで、達成感や満足感を感じるようになっていきます。

さらに、遊びに対する指示の言葉も同じ原理で覚えていきますので、普段から指示する際はいつもそれに対する同じ言葉を使うことが重要です。

これらのことから、愛犬が言葉を覚えることで、遊びの世界が広がることに繋がっていくことでしょう。

遊ぶ時間や遊びの内容は不規則にする

トイプードルに限らずどの犬種にもいえることですが、遊ぶ時間や遊ぶ内容は不規則にする必要性を説明をします。

愛犬のペースで、遊ぶようにしてしまうと、飼い主さんの時間がなくて遊んであげられない時でも、遊んでくれるまでしつこく粘るようになったりしますと説明しました。

このような状態になってしまうと、愛犬は、「なぜ遊んでくれないの?」と強い不安やストレスを感じるようになってしまいます。

なので、愛犬から要求された遊び始めるのではなくて、飼い主さんのタイミングで始めるようにしましょう。

愛犬から遊びの要求をされたら、愛犬の名前を呼び「おすわり」と言葉をかけ、落ち着かせてから「また今度ね!」などと言葉をかけ要求を拒否をします。

このように、愛犬のペースではなく、飼い主さんのタイミングで指示を出すようにしてください。

このルールにすると愛犬は、飼い主さんから言葉をかけてもらえることをとてもうれしく思うようになります。

遊ぶ時間や遊びの内容を不規則にすることで、いつ飼い主さんに遊んでもらえるか、今日はどんな遊びなのか、愛犬はワクワクしながら待つようになります。

安全第一のルール

安全第一のルールについて説明します。

トイプードルと楽しく遊んでいる時、次第に興奮して動きが乱暴になる時があります。

そんな時は、飼い主さんはけがをしないように、興奮状態を鎮めることが大切です。

遊んでいる時に、唸り声を上げたりして興奮状態が高まったら、遊びをやめて落ち着かせることで興奮状態がなくなり次第に落ち着いてきますので、落ち着いたらほめて終わりにします。

また、愛犬のためにも、おもちゃを動かす勢いには注意が必要するようにしましょう。

なぜなら、おもちゃを動かす勢いが強いと、愛犬の歯、あごなど様々な部分を傷めてしまう場合があるからです。

なので、おもちゃを動かす力加減や動かす範囲に気を付けて遊ぶように心がけ、安全第一のルールを守りましょう。

大好きなおもちゃは愛犬の手の届かないところに

トイプードルに限らず、どの犬種にも言えることですが、大好きなおもちゃは愛犬の手の届かないところに片付けることをおすすめします。

とくに、おもちゃを与えてもすぐに飽きてしまうような場合は、あえて隠すのが飽き防止に有効です。

愛犬がいつでも遊べるように部屋の床面などにおもちゃを置いていたりすると、飽きやすくなりますし、飼い主さんと遊べる楽しみがなくなってしまう場合も出てきます。

遊びの時に、おもちゃを飼い主さんから出してもらうようにすると、そのおもちゃを見るだけで嬉しくなりますし、飼い主さんに対する期待感も強くなるはずです。

これらのことから、大好きなおもちゃは、愛犬の手の届かないところに片付けることをおすすめします。

今回のまとめ

トイプードルのシルバー

トイプードルが喜ぶ遊び方は?室内での遊び方や人気のおもちゃもブリーダーが徹底解説しました。

トイプードルが喜ぶ遊び方は以下のようになります。

  1. 引っ張り合い
  2. ボール投げ
  3. 探し物ゲーム
  4. 名前を覚えさせ持ってくる

さらに、トイプードルが喜ぶおすすめの人気のおもちゃ4選や、トイプードルと遊ぶ時のポイントについても解説してきました。

トイプードルは人とのふれあいと楽しい遊びを通じて、言葉と言葉の意味を理解していきます。

「おすわり」「おて」「おかわり」などの日常的な言葉もトイプードルに限らず、どの犬種にも高い学習能力があるから理解できるのです。

人の言葉が理解できる学習能力があるからこそ、色々な遊びもできるようになっていきます。

ぜひ、今回のトイプードルが喜ぶ遊び方を参考にして、トイプードルとの楽しい日々を過ごせるようにしてください。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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