いつもなら元気に走り回っているのに、今日はなんだか体が震えている。
呼んでも反応が薄くて元気がない。
そして食べ物にも興味を示さない…。
そんな姿を見ると、心配で胸がぎゅっと締め付けられますよね。
犬は言葉で「しんどいよ」と伝えられないかわりに、体や行動の変化を通して私たちにサインを送ってくれます。
震える・元気がない・食欲が落ちるという3つの症状が重なるとき、犬の体は何らかのSOSを出している可能性があります。
この記事では、トイプードル専門ブリーダーとしての経験をもとに、「震え・元気の低下・食べない」が同時に起こるときに考えられる原因をやさしく解説します。
さらに、すぐに病院を受診すべき危険サインや、自宅でできるケア方法も紹介します。
今まさに不安を抱えている飼い主さんの気持ちが、この記事で少しでも軽くなりますように。
そして、あなたの大切な家族の体調を守るための判断材料になりますように。
犬が震える元気がない食欲もないときは・・

犬が震える元気がない食欲もないなど、愛犬がいつもと明らかに状態が違っていると、不安になりますよね。
犬は人と違って体の不調などを言葉で伝えることができません。
言葉で表現できない分、いつもと違う体の状況変化そのもので表現します。
震えてじっとしている、いつもと反応が違う、食べ物に興味を示さない、この3つが重なるときは、体の不調を訴えている可能性があります。
震え・元気がない・食べない…その3つが同時に起こる理由とは?
犬は体の調子が崩れると、まず動きがゆっくりになり、食欲が落ち、そして震えが出ることがあります。
震えるのは、痛みや不安、体温調整がうまくできないときにも起こる反応です。
この3つの症状が同時に見られるときは、犬が「大丈夫じゃないよ」と必死に伝えようとしているサインです。
ここでは、特に多い原因から順に解説します。
犬が震える元気がない食欲もないときの6つのよくある原因
震えながら元気がなく食欲もないときの6つのよくある原因を紹介します。
- 胃腸の調子を崩している
- 足や腰、お腹などの“痛み”
- 体の冷え
- ストレスや不安
- 風邪や感染症
- シニア犬の体力低下
では、順を追って説明します。
胃腸の調子を崩している
震え・元気低下・食欲不振がセットで起こる一番多い原因は、軽い胃腸トラブルです。
次のような状況が思い当たりませんか?
- いつもと違うおやつを食べた
- フードを急に変更した
- 拾い食いをした
- 来客や環境変化でストレスがかかった
これらはすべて胃腸に負担がかかりやすく、犬が「食べたくない」「動きたくない」という反応を見せることがあります。
丸く寝て動かない、お腹を触ると嫌がる場合は、お腹の不調が原因の可能性が高いです。
足や腰、お腹などの“痛み”
犬は痛みを隠す習性がありますが、痛みが強くなると震えたり動かなくなることがあります。
トイプードルは特に膝(パテラ)や腰に負担がかかりやすいため注意が必要です。
- 抱っこされるのを嫌がる
- 歩き方がいつもと違う
- 段差を嫌がる
- 片足をかばうように歩く
これらの変化があるときは、痛みが震えや元気の低下につながっていることがあります。
体の冷え
気温の低い日、雨の日、季節の変わり目など、体が冷えることで震えることがあります。
体が冷えると血の巡りが悪くなり、動くのがつらくなり食欲も落ちやすくなります。
ブランケットで軽く包んであげたり、あたたかい場所で休ませることで落ち着く場合もあります。
ストレスや不安
犬は環境の変化にとても敏感です。
ストレスが続いていると、震えや元気低下、食欲不振がまとめて起こることがあります。
- 来客が多かった
- 騒音や雷
- 引っ越しや模様替え
- 飼い主の生活リズムの変化
こうした変化は犬にとって大きな負担となり、体に症状として現れます。
風邪や感染症
風邪や体内の炎症が進行すると、初期段階でだるさや震えが出ることがあります。
- 鼻水が出る
- 咳が続く
- 息が浅く速い
- 体が熱く感じる
これらが複数見られる場合は、動物病院での診察をおすすめします。
シニア犬の体力低下
年齢を重ねると、少しの体調変化が大きな症状として現れることがあります。
しかし「昨日までと明らかに違う」という変化がある場合は、加齢だけが原因とは限りません。
すぐ病院に行くべき危険サイン
次の症状がある場合は、迷わず動物病院へ連れていきましょう。
- 何度も吐く(黄色い胃液・食べたもの・泡)
- 食べない、水も飲まない
- ぐったりして起き上がらない
- 呼吸が浅く速い
- 続く下痢や血便
- 歯茎の色が白っぽい・黄色っぽい
体調の急変は犬では珍しいことではありません。少しでも「変だな」と感じたら早めの受診を。
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自宅でできる3つの応急ケア
ここでは、自宅でできる3つの応急ケアについて紹介します。
- あたたかい場所で休ませる
- 水を飲めているかチェックする
- 静かで落ち着ける環境をつく
では、順を追って説明します。
あたたかい場所で休ませる
体が冷えて震えている場合は、軽くブランケットで包むだけで安心することがあります。
ただし、体が明らかに熱いときは温めすぎないよう注意しましょう。
水を飲めているかチェックする
食べないことよりも「脱水」のほうが危険です。
飲みやすい場所に器を置いてあげたり、器を変えるだけでも飲むことがあります。
静かで落ち着ける環境をつくる
テレビや外音を少し減らすだけで、犬の体力消耗が少なくなり、回復が早くなることがあります。
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飼い主さんが「いつもと違う」と感じたら、それが最初のサイン
毎日一緒に生活している飼い主さんだからこそ、小さな変化に気づくことができます。
食べ方、歩き方、排泄、反応の早さ…。どんな小さな違いでも、それが大事なヒントです。
「いつもと違う」そう感じたときには、迷わず愛犬を優先してあげてくださいね。
まとめ|震え・元気がない・食べないは“体からの大切なメッセージ”

犬が震える元気がない食欲もないときは?はいかがでしたでしょうか。
震え、元気の低下、食欲不振。
この3つが同時に起こるとき、犬は体のどこかに負担を抱えています。
早めに気づき、早めに対応することで、愛犬の回復を大きく助けることができます。
どうか一人で抱え込まず、必要なときは専門家や動物病院を頼ってくださいね。
▶ プードルズハウスの日常も参考に:
トイプードルたちが過ごす“穏やかな日常”の裏側
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最後までお読みいただきありがとうございました。


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