犬を飼って後悔しないために|迎える前に知っておきたい本当のこと

ソファに集まるさまざまな毛色のトイプードルたち|犬を飼って後悔しないために迎える前に知っておきたいことをイメージした写真 しつけ・行動の悩み

「犬を飼って後悔したくない」と感じるのは、とても自然なことだと思います。

ペットという位置づけではなく、命を迎えるということ。

楽しいことだけではないと、なんとなくわかっているからこそ、「後悔したくない」と感じるのだと思います。

さらに「犬を飼ってみたい」と思う前に、多くの方が同時に考えるのが、「本当に自分に飼えるだろうか」という不安です。

かわいいだけではなく、お世話やしつけ、留守番、将来のこと。

実際、見学へ来られる方の中にも、「ずっと迷っていました」と話される方は少なくありません。

でも私は、その“迷い”は決して悪いことではないと思っています。

むしろ、ちゃんと悩んでいる人ほど、犬との暮らしを真剣に考えているのかもしれません。

この記事では、犬を飼って後悔しないために、迎える前に知っておきたいことについて、ブリーダーの視点からやさしくお話していきます。

犬を飼って後悔する人がいる理由

犬を飼って後悔しないために|迎える前に知っておきたい本当のこと

犬との暮らしには、楽しいことがたくさんあります。

冒頭文のところでも話した通り、ペットという位置づけではなく、“命”を迎えるということは、楽しいことばかりではありません。

実際に、「思っていたより大変だった」と感じる方がいるのも事実です。

たとえば、トイレやしつけが思うようにいかなかったり、自由に外出しづらくなったり。

病院代やトリミング代など、想像以上にお金がかかると感じることもあります。

特に、「かわいい」という気持ちだけで迎えてしまうと、理想と現実の違いに戸惑ってしまうことがあります。

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。

実際に暮らしてみなければわからないことも多いからです。

大切なのは、「後悔しないために何を考えておくか」なのだと思いますのでもう少し具体的に説明します。

朝晩の世話

私たちも、朝・昼・晩と食事や排せつをします。

当然犬たちも同じで、基本、朝と夜に食事をしますので、フードを与えたり排せつの処理をしてあげないといけません。

我が家では、ほぼ毎日同じ時間帯に食事の要求のため騒がしくなります。

休みの日にゆっくり寝たい朝でも、犬たちはいつもの時間になると「ごはんまだ?」というように動き始めます。

そして、食事が終わると排せつ処理が待っています。

でも、犬たちには毎日のルーティーンがあるので、自然に排せつのタイミングなどはわかるようになります。

家族の役割

家族の役割というと、フードを与えるのが誰、しつけをするのは誰ということも大事ですが、犬に対する言葉の統一が、犬に対する家族の役割だと考えます。

犬との会話、要するに指示をする言葉がその都度違うと、犬は戸惑い言うことを聞かなくなります。

結果、犬自身も混乱してしまい、思うようにコミュニケーションが取れなくなることがあります。

なので、家族の役割として一番大切なのは、言葉の統一になると思います。

食費や医療費

毎日の食事や、トイプードルのようなシングルコート、毛が抜けるのではなく、毛が伸びるような犬種は定期的なトリミングの費用が必要になるということです。

ドッグフードやトリミングの費用も安価ではありません。

医療費についても、

  • 毎年の”狂犬病予防接種”
  • ”フィラリア予防薬”
  • ”ワクチン接種”、

さらに病気やけがなどの費用も必要となります。

シニア期

我が家では、シニア期に大きな病気を発症した子はいませんでしたが、犬たちにも”がん”を発症してという事例もあるようで、実費精算なので高額な医療費がかかる場合もあるようです。

病気を発症しなくても、シニア期になって立ち上がることができずに寝たきりになる場合も出てきます。

若い頃には想像していなかった介護が必要になることもあります。

でも、その時間も含めて「家族」なのだと感じる方も多いです。

お出かけ問題

以前のように気軽に長時間家を空けることは減るかもしれません。

でも、「この子も一緒に行けるかな」と考えながら出かけ先を探す時間も、犬との暮らしならではの楽しさになっていきます。

最近では、旅行やお出かけの時、ペット同伴可能なホテルやカフェなどが増えてきましたので、事前に確認してお出かけすると良いと思います。

犬を飼って後悔しないために大切なこと

犬を迎える前に、一度ゆっくり考えておきたいことがあります。

犬を飼って後悔する人がいる のところで説明しましたが、

  • 毎日のお世話にどれくらい時間を使えるか、
  • 家族全員が同じ気持ちで迎えようとしているか
  • 旅行や外出が減っても大丈夫か

など、犬との暮らしは、楽しいことばかりではありません。

でも、大変なことも含めて「一緒に暮らしたい」と思えるなら、それはとても大切な気持ちだと思います。

また、「不安を感じること」は悪いことではありません。

むしろ、本気で命と向き合おうとしているからこそ、不安になるのだと思います。

最初から完璧な飼い主になれる人はいません。

少しずつ一緒に成長していく気持ちが大切なのかもしれません。

実際に見学へ来られる方も迷っています

実際に見学へ来られる方の中にも、「ずっと迷っていました」と話される方は少なくありません。

  • 本当に飼えるのか不安
  • 仕事をしながらでも大丈夫だろうか
  • 子どもがいても大丈夫かな

そんな不安を抱えながら来られる方もたくさんいます。

でも、見学をしたからといって、その場で決めなければいけないわけではありません。

実際に子犬と触れ合ったり、育っている環境を見たりすることで、少しずつ気持ちが整理されることもあります。

焦って決める必要はありません。

我が家は、決して無理に飼うことをすすめたりしません。

ひとつでも不安なことがあり、解決できなければ、“命”と向き合うことは難しいと考えます。

大切なのは、「自分たちらしい迎え方」ができるかどうかだと思います。

そして、いろいろ迷ったけど、我が家を選んでくれた飼い主さんもいれば、2頭目を迎えて頂いた飼い主さん、さらに、以前トイプードルを飼っていて、今回もトイプードルをと決めて我が家から迎えて頂いた飼い主さん、様々な飼い主さんがいてくれて感謝です。

犬を迎えることに迷っている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

本当は犬を飼いたい!でも迷っているあなたへ|無理に勧めないブリーダーが伝えたいこと

また、見学について不安がある方は、こちらの記事もおすすめです。

トイプードルの見学で買わないのはアリ?断っても大丈夫な理由をブリーダーが解説

後悔しない出会いは「安心感」から始まる

犬を迎えるうえで、一番大切なのは「安心して迎えられること」なのかもしれません。

焦って決めたり、周りに流されたりしてしまうと、あとから不安が大きくなることもあります。

だからこそ、しっかり悩み、考え、納得したうえで迎えることが大切です。

犬との暮らしは、楽しいことだけではありません。

でも、その大変さも含めて、「迎えてよかった」と思える瞬間が少しずつ増えていきます。

後悔しない人というのは、最初から完璧な人ではなく、「ちゃんと悩んだ人」なのかもしれません。

まとめ

犬を飼って後悔しないために【まとめ】

犬を飼って後悔しないためには、迎える前にしっかり考えることが大切です。

不安を感じることも、迷うことも、決して悪いことではありません。

むしろ、それだけ真剣に命と向き合おうとしている証拠なのだと思います。

犬との暮らしには、大変なこともあります。

それでも、一緒に過ごす時間の中で、かけがえのない幸せを感じる瞬間が少しずつ増えていきます。

この記事が、これから犬を迎えようと考えている方の参考になれば幸いです。

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