共働きだけど、トイプードルを飼いたい、でも留守番ができるか心配、こんな悩みありませんか。
そんな共働き家庭でも、トイプードルの飼い方でおすすめの方法を知ることで、留守番させることが出来ます。
特に、トイプードルは、賢く適応力の高さから共働き家庭でも飼いやすい犬種です。
そこで今回の記事では、トイプードルの飼い方で共働きのおすすめ方法は?留守番できる環境作りやコツを、トイプードル専門ブリーダーの私が解説していきます。
トイプードルの飼い方で共働きのおすすめ方法
トイプードルの飼い方で、共働きの家庭でのおすすめ方法を紹介していきます。
共働きの家庭でも、工夫次第でトイプードルとの生活は充実したものになります。
以下に、共働き家庭でトイプードルを飼う際のおすすめの飼い方のポイントをまとめました。
- 生活リズムの確立
- トイレトレーニングと排泄管理
- 健康管理とストレス対策
では、個別に説明していきます。
生活リズムの確立
生活リズムの確立をするためには、まず最初に、毎朝の散歩や帰宅後の遊び、食事やトイレの時間など、毎日のルーティンを決めましょう。
きちんとスケジュールを組むことで、飼い主が外出し「留守番をするんだ・留守番は淋しくないんだ」ということを理解させてあげるようにしましょう。
帰宅後の愛犬と室内での遊び方については、別の記事 トイプードルが喜ぶ遊び方は? のところで室内での遊び方やおもちゃについても説明していますので、見てください。
次に、自宅で一緒にいる時は、しっかり相手をして、安心感を与えるようにしましょう。
きちんとメリハリをつけて、遊んであげる、膝の上で抱っこしてあげるなど、しっかりコミュニケーションを取ることで、犬のストレスを軽減し、精神的にも安定した状態を保つために欠かせません。
共働き家庭でトイプードルと快適に暮らすためには、日々のルーティンをしっかり確立し、安心して留守番できる環境を整えることが基本です。
トイレトレーニングと排泄管理
トイレトレーニングは、トイプードルに限らず、すべての室内犬で重要なしつけの1つです。
トイレトレーニングがしっかりできないと、留守番させるどころではなくなってしまいますので、別の記事 子犬のトイレトレーニングやり直しで成功させるコツ5選! で詳しく説明していますので、見てください。
さらに、誰か居なかった場合に、ペットシーツが破れて散乱していたり、排泄物が散らかってしたりして心配になりませんか。
共働きの家庭では、留守中にトイプードルが一人で過ごす時間が長くなるため、退屈や不安からペットシーツをかじったり引っ張ったりしてしまうことがあります。
ペットシーツが破れて散乱している状態は、犬が精神的なストレスを感じたり、十分な遊びや刺激が与えられていない証拠とも考えられます。
対策としては、トイレトレーを、スノコ付きのものを使用することで、ペットシーツを直接引き出すことができなくなるとともに、足が濡れにくくなり、汚れ防止にもなります。
さらに、排泄物が散らかっている場合は、トイレのタイミングやしぐさを知っておくことである程度は防ぐことができるはずです。
これは、先ほどの、トイレトレーがしっかりできないと、留守番どころではなくなってしまう のところで、別の記事、子犬のトイレトレーニングやり直しで成功させるコツ5選!「トイレのタイミングやしぐさを知る」 で、次のように説明していますので一度見てください。
寝起き・ご飯を食べた後や水を飲んだ後・運動や興奮した後・およそ決まった時間・排泄物の行動など、排泄をするタイミングや行動を知っておきましょう。
このように、トイレのタイミングを知って、お出かけ前に、できる限り排泄を済ませておくことができれば、排泄物が散らかっていることは防ぐことができると思います。
健康管理とストレス対策
共働き家庭では、トイプードルの健康管理とストレス対策が非常に重要です。
共働きの家庭で、犬が長時間一人で過ごすことによって、ストレスや不安が蓄積され、体調不良の兆候が現れる場合があります。
トイプードルは社交性が高い犬種ですが、飼い主とのふれあいや定期的な健康チェックが不足すると、精神的なストレスが体調に影響を与えることがあります。
たとえば、食欲不振、下痢、または活動量の低下といった症状が見られる場合、留守中の不安が影響している可能性があります。
さらに、騒音などもストレスの原因となることがあり、結果として免疫力が低下する場合もあります。
対策としては、定期的な健康チェックや、犬がリラックスできる環境を整えることが大切です。
さらに帰宅後は、十分な散歩や遊びを取り入れて運動不足を解消し、飼い主とのふれあいを大切にすることで、犬の心身の安定とストレス軽減につながります。
留守番できる環境作り
留守番できる環境作りが、飼い主の安心と愛犬のストレス軽減につながります。
環境作りで一番重要なことは、愛犬が落ち着ける場所を作ってあげることで、ケージを使うことが一番だと思います。
なぜなら、トイプードルの睡眠時間が関係してきます。
子犬の時期を避け留守番できるコツを解説
子犬の時期を避け留守番できるコツを解説します。
まず最初に、子犬の時期に留守番を避ける必要がある理由ですが、一番の理由は、一日の食事量と、回数となります。
子犬の時期の一日の食事回数の目安は、
- 生後2ヶ月頃は、4~5回
- 生後3ヶ月から5ヶ月頃は、3回
- 生後5ヶ月から6ヶ月頃以降は、2回
このように、子犬の食事回数が多くなるのは、一度に多くの食事量を消化することができなく、一度に多くの食事を与えてしまうと消化不良を起こし、下痢や嘔吐を引き起こす場合があります。
子犬の時期に、空腹による低血糖を防ぐ目的で、食事回数を増やすことが必要です。
万が一低血糖になると、犬の成長や活動力が低下し、最悪死亡してしまう場合があることから、食事の回数が多くなります。
なので、留守番は、子犬の時期を避ける必要があります。
次に、留守番できるコツを説明します。
留守番をさせる前の、子犬期からのしっかりとしたトレーニングをしてあげることです。
まずは、子犬を迎え入れた時を思い出してください。
別の記事 子犬のしつけはいつから? のところで、子犬をお迎えした後は、ケージの中で最低1週間程度家庭環境になれさせましょう、と説明しています。
要するに、家庭環境になれさせること、すなわち「一人で過ごす」ということを最初に覚えさせるということになります。
そして、ケージの中であれば、安心して過ごせる場所であるということを、愛犬自身が学んでいくようになります
もう一つ、留守にする際はさりげなく、帰宅後は興奮がおさまるのを待ちましょう。
留守にする際は、声をかけないことで愛犬に不安な気持ちにさせないようにすること。
帰宅後は、うれしくて興奮状態となりますので、必ず落ち着くまで相手をしないことです。
留守番をしていて寂しかったからなどという理由から、興奮状態の時に抱きあげたり、相手をしてしまうと、興奮すれば飼い主が相手をしてくれると覚えてしまいますので、必ず落ち着いてから相手をしてあげましょう。
まとめ
トイプードルの飼い方で共働きのおすすめ方法は?留守番できる環境作りやコツを解説 はいかがでしたでしょうか。
共働きだけど、トイプードルを飼いたい、でも留守番ができるか心配、こんな悩みありませんか?との問いかけに対し、共働き家庭でも、トイプードルの飼い方でおすすめの方法を知ることで、留守番させることが出来ますと、説明しました。
そこで、共働き家庭でトイプードルを飼う際のおすすめの飼い方、3つのポイントを解説しました。
- 生活リズムの確立
- トイレトレーニングと排泄管理
- 健康管理とストレス対策
さらに、留守番できる環境作りが、飼い主の安心と愛犬のストレス軽減につながるということ、最後に、留守番できる環境作りが、飼い主の安心と愛犬のストレス軽減につながりますということも、説明しました。
愛犬は、飼い主さんの帰宅を待っていますので、帰宅後はたくさんの愛情を注いてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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