トイプードルが吠える理由とは?トイプードルが吠える理由はさまざまあり、吠える理由や解決策をトイプードルのブリーダーである専門家が紹介していきます。
トイプードルが吠える理由はなんだろうと考えたことありますか。
トイプードルを含めて、犬は吠えることしかできませんが、吠えるには必ず「理由」があります。
その理由は、私たち人の行動や、周りの変化によって吠えているはずです。
そこで、今回はトイプードルのブリーダーを14年間経験し、様々なトイプードルを育ててきた我が家の経験から、トイプードルが吠える理由や解決策を詳しく説明していきます。
ぜひ最後までお付き合いいただき、トイプードルが吠える理由を理解し解決策に役立ててください。
トイプードルが吠えるおもな理由
トイプードルが吠えるおもな理由を詳しく解説していきます。
私たち人は言葉で伝えることができますが、トイプードルを含めた犬たちは吠えることでしか伝えることが出ません。
その吠える理由を我々人が理解してあげることが重要なんです。
なぜなら、吠える理由が理解できなければ解決ができないからです。
まずは、トイプードルが吠える次の4つの理由を説明しますので吠える理由を理解しましょう。
- 理由その①【要求吠え】
- 理由その②【興奮吠え】
- 理由その③【警戒吠え】
- 理由その④【無駄吠え】
では、それぞれ細かく解説していきます。
要求吠え
【要求吠え】これは自分の要求を満たしたい、たとえば、「遊んでほしい」「散歩に連れて行ってほしい」「早くご飯が欲しい」など自分が何かを要求しているときに場合の吠え方です。
さらに、飛び跳ねたりする行動が見られます。
興奮吠え
【興奮吠え】といういのは、うれしくて興奮してしまう、たとえば、留守番していて飼い主さんが帰宅した時に吠える場合がこれにあたります。
興奮しているときには、その場でクルクル回りながら吠える子もいるようです。
警戒吠え
【警戒吠え】というのは、トイプードル自身の身に危険を感じた時などに、吠えている状況を一般的に警戒吠えといいます。
たとえば、物音や窓の外の音、インターホンの音、散歩中にほかの犬や人などに吠える場合です。
無駄吠え
【無駄吠え】というのは、ここまで説明した、【要求吠え】【興奮吠え】【警戒吠え】をすべてふくめて【無駄吠え】と言います。
この【無駄吠え】は人間目線でいう無駄ということになりますが、トイプードルからすれば【無駄吠え】ではないということです。
このあと紹介する解決策には、ここまで説明したトイプードルが吠える理由を知っておく必要があります。
では、次に解決策を紹介していきます。
解決策を紹介
トイプードルが吠える理由を紹介しましたので、解決策を紹介します。
別の記事「トイプードルの無駄吠えさせないしつけのコツ5選!吠え癖ができる原因もブリーダーが解説!」でも細かく紹介していますが、解決策は大きく分けて2つになります。
- その①【要求吠え】【興奮吠え】の解決策
- その②【警戒吠え】の解決策
簡単に言えば、その①は落ち着くまで無視。
その②は、落ち着くまで無視することと、吠えている対象から意識をそらすことになります。
では、それぞれ詳しく説明します。
その①【要求吠え】【興奮吠え】の解決策
【要求吠え】【興奮吠え】は、吠えれば飼い主のあなたが自分の要求を満たしてくれる、興奮を抑えてくれると覚えてしまったことになります。
このように間違えて覚えてしまっているため、その間違いを直すためには、吠えても要求が満たされない、興奮を抑えてくれないと覚え直させることになります。
なので、吠えても無視をして吠えなくなることを待つことです。
どうしても吠えやまない時は、吠えているその場を立ち去ってしまうことも必要かもしれません。
そして吠えなくなったら、トイプードルがしてほしかったことをしてあげて、吠えなくなったことをほめてあげましょう。
トイプードルには、吠えても良いことはない、黙っておとなしくしていれば良いことがあるということを認識させることが重要となります。
もう一つ、これはできればですが、トイプードルの気をそらすために、吠えは始めたら「おすわり」などの指示をしてうまくできたらほめてあげることも1つの解決策になります。
その②【警戒吠え】の解決策
【警戒吠え】の解決策については2つあります。
まずは、音に対する【警戒吠え】に対する対策です。
音に対して終えている場合は、不安を感じている、飼い主を守ろうとしている、吠えれば音が遠ざかる、吠えることは良いことなどと学習してしまったことがおもな原因です。
従って音に慣れさせること、音は怖くないことなどを教えることです。
一番いいのは、子犬の頃から色々な音に慣れさせることですね。
色々な音に慣れさせて音に対する恐怖心を取り除きましょう。
さらに、吠えているときは相手をしないことも重要ですので、吠えるのをやめて落ち着いてから「おすわり」などを教えてほめることを繰り返してください。
吠えていない時に指示に従えばほめてもらえるということを教えていきましょう。
もう一つ散歩中などに、ほかの犬や人などに吠える場合の解決方法は、吠えている相手から離れて落ち着かせることです。
吠えているときは、声をかけずにその場から離れて、吠えている対象から離れて吠えるのを止めた時に一緒に居れば怖くないということを教えましょう。
【警戒吠え】の解決策は、飼い主の私たちと一緒であれば怖くない、大丈夫だということを根気よく教えることですね。
専門家による助言と対応方法
トイプードルのブリーダーである専門家としての助言と対応方法は次の通りです。
まずは、トイプードルが吠える理由を飼い主の皆さんがきちんと理解すること。
吠えているときは相手をしない、無視する。
すなわち、うるさいからと言って抱っこをしたり、話しかけたりしないことです。
吠えるのをやめてから少しづつ、別のしつけ方法を教え、吠えていない時に指示に従えばほめてもらえる。
これらのように、吠えれば解決するというように覚えてしまったこととは逆のこと、すなわち吠えていない時に、きちんと指示に従えばほめてもらえるということを教えるようにしていきましょう。
まとめ
トイプードルが吠える理由とは?解決策を専門家が紹介!
トイプードルが吠えるようになってしまったのは、吠えればすべてのことが解決すると覚えてしまったからです。
要点をまとめると次の通りです。
トイプードルが吠えるのは必ず次のような理由があるということ。
- 理由その①【要求吠え】
- 理由その②【興奮吠え】
- 理由その③【警戒吠え】
- 理由その④【無駄吠え】
そして、吠える理由ごとに解決策が違うということ。
しかし、共通している点もあるということ、これは、吠えているときには絶対に相手をしないことです。
トイプードルが吠えるようになってしまったのは、吠えればすべてのことが解決すると覚えてしまったからなので、吠えるのを止めたあとに少しづつ吠えなくても大丈夫だということを教え直しましょう。
今回は、トイプードルが吠える理由とは?解決策を専門家が紹介!というタイトルで説明しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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