子犬のお迎え後1週間で起きること!失敗しやすいことと安心して過ごすコツを専門家が解説

子犬のお迎え後1週間で起きること!失敗しやすいことと安心して過ごすコツを専門家が解説 犬全般に関すること

子犬のお迎え後1週間は、うれしさと同じくらい不安も大きくなる時期です。

「夜になると鳴いてしまう」「トイレの失敗が続く」「ごはんを食べたり食べなかったり…」そんな様子を見て、心配で胸がぎゅっとなる方も多いのではないでしょうか。

でも実は、お迎え後の1週間に起きる“バタバタ”は、子犬と飼い主さんが新しい暮らしに慣れていくための自然なプロセスでもあります。

この記事では、トイプードル専門ブリーダーとして多くの子犬たちを送り出してきた経験から、
「お迎え後1週間で実際に起きやすいこと」「失敗しやすいポイント」「安心して過ごすためのコツ」を、やさしく解説していきます。

今まさに「これで大丈夫かな…」と不安を抱えている方が、少しでもホッとできるきっかけになればうれしいです。

子犬のお迎え後1週間は、飼い主も子犬も大きな変化の時期

子犬のお迎え後1週間で起きること!

子犬のお迎え後1週間は、飼い主を子犬も、それまでの人生で一番大きな変化の時期かもしれません。

生まれてからずっと一緒だった兄弟や母犬のもとを離れ、見慣れた匂い・音・温度から、まったく違う環境へ。

「知らない場所」「知らない人」「知らない生活リズム」の中に飛び込んでいるのですから、不安や戸惑いが出て当たり前です。

一方、飼い主さんの心も忙しい1週間になります。

「この接し方で合っているかな?」「鳴いているけど大丈夫?」「ごはんは足りている?」と、次々に気になることが出てきます。

ですが、ここで知っておきたいのは、「うまくいかないことがある場合は失敗」ではなく、「一緒に慣れていく途中」だということです。

▶ 子犬を迎える前にかかるお金も気になる方へ:
トイプードルを飼うための年間費用はいくら必要?初期費用を含めて詳しく解説!

お迎え後1〜2日目|環境が変わりすぎて不安が強いタイミング

お迎え後最初の1~2日は、今までの環境から大きく変わりますので、子犬は不安がとても強くなり、鳴いたり、フードを食べないなんてこともあるかもしれません。

このことをしっかりお迎え前にしっかり把握しておくと良いでしょう

では、それぞれ説明します。

夜泣き・クンクン鳴く

多くの方が一番最初に戸惑うのが、夜の鳴き声です。

日中はまだ落ち着いているのに、夜になるとキュンキュン、クンクンと鳴き続けてしまう…。

こうした夜泣きは、お迎え初日の“あるある”と言ってもいいくらいよく見られます。

子犬からすると、

  • いつも一緒にいた兄弟や母犬がいない
  • 聞いたことのない音や匂いがする
  • 急に静かな部屋でひとりになった

という状況で、不安が一気に押し寄せている状態です。

これは「ワガママ」ではなく、「助けを求めるごく自然な反応」なのです。

フードを食べたり食べなかったりする

お迎え当日〜翌日は、緊張や環境の変化で食欲が安定しないこともよくあります。

いつもと違う器、場所、匂い。

これだけで「今は食べたくないな…」と感じる子も少なくありません。

1食まるごと食べないと心配になりますが、元気があって、水が飲めていて、翌日には少し食べるようになっている場合は、様子を見ても良いことが多いです。

お迎え後3〜4日目|家に慣れてきて“本性”が見えてくる時期

お迎え後3~4日程度で、少しずつ我が家に慣れてきて子犬の「本性」が見えてきますので、よく観察するようにしましょう。

では、それぞれ説明します。

元気が爆発してきて「やんちゃモード」になる子も

最初の緊張が少し落ち着いてくると、だんだんと子犬本来の性格が見えてきます。

このころから、

  • 家の中を走り回る
  • なんでも口に入れてしまう
  • 手や服の裾に甘噛みが増える
  • おもちゃをくわえて逃げる

といった、“やんちゃ”な一面が顔を出してきます。

飼い主さんからすると「急に落ち着きがなくなった…」と不安になるかもしれませんが、これは「この家は安心して動き回れる場所だ」と理解し始めたサインでもあります。

トイレの成功率が上がったり下がったりする理由

お迎え直後は、緊張のあまりケージ内でのトイレがうまくいくこともあります。

ところが、3〜4日目あたりから、成功したり失敗したりを繰り返す子が多くなります。

これは「しつけが間違っているから」ではなく、子犬の発達段階として自然なことです。

遊びたい気持ちが強くなりすぎて、トイレに行く前に遊びに夢中になってしまう。結果として失敗が増えることもあります。

この時期は、

  • 寝起き
  • 食後
  • 遊んだあと

といったタイミングで、さりげなくトイレに誘導してあげることがポイントです。

▶ トイレに関するより詳しい内容はこちらも参考に:
子犬のトイレトレーニングやり直しで成功させるコツ5選!失敗理由も解説!

お迎え後5〜7日目|少しずつ“わが家の子”になっていく頃

お迎え後5~7日程度で、少しずつ我が家の子になってきます。

お迎えの日からよく見ていると「しぐさ」に変化が現れますので、少しずつ暮らしのリズムを整えていくと良いでしょう。

では、それぞれ説明します。

しぐさを見れば「安心してきた」のが分かります

1週間が近づくにつれ、次のようなしぐさが増えてきます。

  • 飼い主さんのあとをついて歩く
  • 足元や近くで寝るようになる
  • お腹を出してゴロンと寝る
  • おもちゃを自分から持ってくる

これらはすべて、「ここは安心できる場所」「この人は安心できる人」と感じ始めたサインです。

最初の数日は不安でいっぱいだった子犬が、少しずつ「このお家の空気」に馴染んでいく姿を見ると、飼い主さんの方もホッとできるようになってきます。

この頃から“暮らしのリズム”を整えていきましょう

5〜7日目頃になると、生活の流れを少し整えていくタイミングです。

  • ごはんの時間を大きくずらさない
  • 日中に必ず「遊ぶ時間」をつくる
  • 夜は「そろそろ寝る時間だよ」と分かる環境にする

こうした「ざっくりとした生活の枠」をつくってあげると、子犬の心も落ち着きやすくなります。

お迎え後1週間で“失敗しやすいこと”と、3つの対策

お迎え後1週間で失敗しやすいことと、次の3つの対策を紹介します。

  1. うれしくて「かまいすぎてしまう」
  2. トイレの失敗を「叱ってしまう」
  3. 夜泣きへの対応を「完全無視」にしてしまう

では、順を追って説明します。

うれしくて「相手をしてしまう」

かわいくてたまらず、つい一日中相手をしてしまう。

これは多くの飼い主さんが通る道ですが、実は子犬にとって「常に誰かがそばにいてくれる状態」は、別の不安につながることがあります。

常にかまってもらうことに慣れると、少しでも姿が見えなくなったときに強い不安を感じてしまい、「ひとりになれない子」になってしまうこともあるのです。

最初の1週間から、

  • 一緒に遊ぶ時間
  • 静かに見守る時間
  • 少し離れてもらう時間

を意識的に分けてあげると、子犬は「ひとりの時間」も少しずつ受け入れられるようになっていきます。

トイレの失敗を「叱ってしまう」

トイレの失敗が続くと、ついイライラしてしまうこともあると思います。

ですが、そこで強く叱ってしまうと、子犬は「排泄そのものがいけないこと」だと勘違いしてしまうことがあります。

トイレトレーニングで大切なのは、

  • 失敗したときは淡々と片付ける
  • 成功したときに大げさなくらいほめる
  • 排泄しやすいタイミングでトイレに誘導してあげる

という「成功体験を増やす」ことです。

トイレがうまくいかないときは、怒るのではなく、
「どうしたら成功しやすくなるかな?」と環境側を見直してあげる視点がとても大切です。

夜泣きへの対応を「完全無視」にしてしまう

「鳴いても絶対にかまってはいけない」と言われることもありますが、お迎え直後に完全に無視を続けるのは、子犬にとってかなり負担が大きい場合もあります。

おすすめなのは、

  • 声はかけず、そっとそばを通る
  • ケージの近くに人の気配を感じるようにする
  • バスタオルなどでケージの一部を覆い、落ち着ける空間を作る

といった「安心だけはしっかり届ける」対応です。

「泣いているからすぐ抱っこ」になってしまうと、逆に「泣けば来てくれる」と学習してしまうこともありますので、距離感を工夫しながら「ひとりでも大丈夫だよ」と伝えていきましょう。

お迎え後1週間を穏やかに過ごすための3つのコツ

お迎え後1週間を穏やかに過ごすためには、

  • 生活のリズム
  • しつけのタイミング
  • できるところを見つける

この3つのコツを把握しておき、子犬としっかりコミュニケーションをとりましょう。

生活リズムの「大まかな枠だけ決めておく」

細かく時間を決める必要はありませんが、「だいたいこのくらいの時間にごはん」「このくらいの時間は遊ぶ」という枠を作っておくと、子犬は安心しやすくなります。

しつけのタイミング 「余裕のある時だけにする」

子犬が、眠いときや興奮しているときにしつけをしても、なかなか身につきません。

落ち着いていて、こちらの声が届きやすいタイミングだけで十分です。

できているところを見つける

最初の1週間は、どうしても「できていないこと」に目が向きがちです。

でも、その中でもきっと、

  • 新しいごはんを少し食べられた
  • 自分からケージに戻れた
  • 短時間でも落ち着いて眠れた

そんな小さな「できた」があるはずです。

その一つひとつを見つけてあげることが、子犬にとっても、飼い主さんにとっても大きな支えになります。

▶ トイプードルを迎える前に、見学について知っておきたい方はこちら:
岐阜でトイプードルのブリーダー見学なら?失敗しないための5つの確認ポイント!

まとめ|1週間は「子犬が新しい家を信じ始める期間」

子犬のお迎え後1週間で起きること!失敗しやすいことと安心して過ごすコツを専門家が解説【まとめ】

子犬のお迎え後1週間で起きること!失敗しやすいことと安心して過ごすコツを専門家が解説はいかがでしたでしょうか。

子犬のお迎え後1週間は、うれしさと戸惑いが入り混じる、特別な時間です。

夜泣き、トイレの失敗、ごはんのムラ…。

どれも決して「ダメなこと」ではなく、子犬が新しい環境に必死に馴染もうとしているサインです。

うまくいかない日があっても大丈夫。

大切なのは、「この家で一緒に暮らしていくんだよ」と、ゆっくり伝えていくことです。

1週間を過ぎた頃、ふとした瞬間に「この子、ちゃんとうちの子の顔になってきたな」
そう感じられる日が必ずやってきます。

どうか焦らず、完璧を求めすぎず、

一歩ずつ「家族になる時間」を楽しんでみてくださいね。

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