タパレスの強さや戦績は?特徴やファイトスタイルも徹底解説!

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タパレスの強さや戦績を調査!特徴やファイトスタイルも徹底解説します!

タパレスは、2023年12月26日(火) 井上尚弥と、WBA・WBC・IBF・WBO 世界スーパー・バンタム級王座統一戦で対戦しますので、強さや戦績、気になりますよね。

そこで今回は、タパレスの強さや戦績を調査しました。

さらに、特徴やファイトスタイルも徹底調査しましたので、最後までお付き合いください。

タパレスの強さを分析

タパレスの強さを分析していきます。

まずは、井上尚弥との比較です。

井上尚弥タパレス
試合数2540
勝ち2537
KO勝ち2219
負け

数字だけを見れば井上尚弥に劣りますが、決して弱い選手ではありません。

KO勝ちの比率は、井上尚弥の88%に比べれば、51%と低く負け数も3試合あり、井上尚弥より劣ります。

しかし、世界タイトルマッチ(挑戦者決定戦含む)では、5試合で4勝1敗で、4勝のうちKO勝ちが3試合あります。

タパレスは、サウスポースタイルで、右のジャブやフックが非常に強く見えずらいと言われます。

タパレスと対戦し2ラウンドでKO負けをした、勅使河原弘昌は、右フックが見えにくくいきなり飛んできて思った以上に伸びてくるとコメントしています。

そして、5試合のうちの1敗は、日本人の岩佐亮佑にKO負けです。

その、岩佐亮佑にKO負けをしてからは、世界タイトルマッチ2試合を含め4連勝しています。

さらに、非常にメンタルが強い印象があります。

なぜなら、2023年4月8日に、WBA・IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、ムロジョン・アフマダリエフと対戦して判定勝ちを収めています。

このタイトルマッチは圧倒的に、タパレスが不利と言われていましたが、結果はのタパレスの勝利でした。

もう1試合、2016年7月27日に、WBO世界バンタム級王座戦で、プンルアン・ソー・シンギュと戦い、タパレスは中盤で2度のダウンを奪われます。

ところが、11ラウンドに奇跡の大逆転でTKO勝利を収めています。

この2試合をみても、タパレスには、最後まであきらめないメンタルの強さがあるようです。

タパレスの戦績を解説

タパレスの戦績を次の一覧表で解説します。

戦績の一覧表は、タイトルマッチと日本との対決について解説しています。

タパレスの戦績一覧

日付勝敗時間内容対戦相手備考・会場
2009年5月30日負け6R棄権ブリックス
レイ
【フィリピン】
PBFフィリピン
フライ級タイトルマッチ
2010年4月9日勝ち7RTKOワルリト・パレナス
【フィリピン】
PBFフィリピン
フライ級王座決定戦
【王座獲得】
2010年6月12日勝ち12R判定
3-0
チャーリー
カビジャ
【フィリピン】
PBFフィリピン
フライ級 初防衛戦
2013年2月23日負け12R判定
0-2
ダビド
サンチェス
【メキシコ】
WBC
世界スーパーフライ級
シルバー王座決定戦
2013年8月1日勝ち12R判定
3-0
フレディレックス
ロドリゲス
【インド】
WBO
アジア太平洋バンタム級
王座決定戦
【王座獲得】
2014年4月13日勝ち5R負傷判定2-0木村隼人
【日本】
2014年6月28日勝ち12R判定
3-0
ファジーリ
マヒハ
【タンザニア】
WBO
アジア太平洋バンタム級
防衛戦
2015年12月16日勝ち2RTKO大森将平
【日本】
WBO世界バンタム級
挑戦者決定戦
2016年7月27日勝ち11RKOプンルアン
ソーシンユー
【タイ】
WBO世界バンタム級
タイトルマッチ
【王座獲得】
2017年4月23日勝ち11RTKO大森将平
【日本】
WBO世界バンタム級
タイトルマッチ
【計量超過により王座剥奪】
2019年12月7日負け11RTKO岩佐亮佑
【日本】
IBF世界スーパーバンタム級
暫定王座決定戦
2020年11月21日勝ち2RTKOエデン・ソンソナ
【フィリピン】
2021年12月11日勝ち2RKO勅使河原弘昌
【日本】
IBF世界スーパーバンタム級
挑戦者決定戦
2022年5月14日勝ち2RKOホセ・エストラーダ
【メキシコ】
2023年4月8日勝ち12R判定
2-1
ムロジョン
アフマダリエフ
【ウズベキスタン】
WBA・IBF
世界スーパーバンタム級
タイトルマッチ
【王座獲得】

タパレスの王座獲得履歴の紹介

タパレスの戦績表から王座獲得履歴を紹介します。

OBFフィリピンフライ級王座(防衛1回)

WBOアジア太平洋バンタム級王座(防衛1回)

WBO世界バンタム級王座(防衛0回 王座剥奪)

WBA・IBF世界スーパーバンタム級スーパー王座(防衛0回)

タパレスは最初に、フィリピン国内でフライ級の王座を獲得、その後アジア太平洋バンタム級の王座を獲得。

次に、WBOアジア太平洋バンタム級王座を獲得後、WBO世界バンタム級王座を獲得しますが、大森将平との対戦で、軽量に失敗し王座を剥奪。

その後、岩佐亮佑とのIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦に敗れた後、勅使河原弘昌
とのIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦に勝利。

そして、ムロジョン・アフマダリエフとのWBA・IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチに判定勝ちし王座を獲得。

現在は、WBA・IBF世界スーパーバンタム級王座となって、2023年12月26日(火) 井上尚弥と4団体統一王座戦を戦うことになりました。

タパレスのファイトスタイルや特徴について

ここでは、タパレスのファイトスタイルや特徴について解説します。

ファイトスタイルは、サウスポーのボクサーファイトスタイルです。

タパレスは、ナイトメア、日本語で悪夢という愛称があります。

そこで、タパレスのファイトスタイルについて次のように別々に解説します。

  • 攻撃面の特徴
  • 防御面の特徴

それでは、それぞれ解説していきます。

攻撃面の特徴

スーパーバンタム級としての体格としては身長は小さい部類で、その分リーチも短い方ですが、右ジャブで牽制しながら、タパレス選の攻撃が届く距離間になるような攻め方をします。

そして、至近距離ではスピードのある左を打ってきます。

構え方は、オープンスタンスでどっしりと構えて、小柄ながら自分よりも大きな相手をKOできるような体重の乗った威力のあるパンチを打ちます。

非常にパワーのあるパンチを、体を倒しながら打ってくることから非常に伸びが良く、当てられると非常に危険です。

このことから、タパレスの間合いで戦うと、タパレス有利の試合運びになると思います。

しかし、接近戦での攻撃については得意ではなように感じます。

岩佐亮佑やアフマダリエフの試合を見ても、接近戦では相手のパンチを受ける場合も見受けられます。

これらのことから、タパレスの攻撃面での特徴は、中間距離が得意な選手だと思われます。

防御面の特徴

防御面では、足を大きく開いたオープンスタンスで、リードの左腕をL字ガードと呼ばれるガードをしたり、両手でガードしたりするディフェンスです。

上体を揺らす、スウェーの反応やバックステップはうまく、相手のパンチを回避する技術も持ち合わせています。

しかし、接近戦になるとガードの手が下がることがあり、至近距離でガードが下がった直後や、ロープ際で至近距離になった場合に、相手のパンチを受けてしまうシーンがありました。

岩佐亮佑にKO負けした試合が、まさにこのシーンです。

これらのことから、タパレスの防御面での特徴も、中間距離が得意な選手だと思われます。

まとめ

タパレスの強さや戦績は?特徴やファイトスタイルも徹底解説!いかがでしたでしょうか?

タパレスは、2023年12月26日(火)、井上尚弥と世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦で戦う相手として注目されている選手です。

タパレスの強さや、日本人と対戦した戦績など、特に最近の戦績なども含め、特徴やファイトスタイルも徹底分析してみました。

少しでもタパレスのことを知ってもらい、井上尚弥との対戦を楽しみにしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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