犬用シャンプーと人間用の違いは何?選び方のポイントやおすすめのシャンプーを紹介!

犬全般に関すること

犬用シャンプーと人間用の違いは何?選び方のポイントやおすすめのシャンプーをトイプードルのブリーダーとしての経験から紹介していきます。

トリミングサロンでトリミングする合間に、自宅でシャンプーしてあげることもあると思います。

自宅でシャンプーする場合に、人間用のシャンプーを使っている方もみえると思います。

実は我が家でも人間用シャンプーを試したこともあります。

そこで、今回は我が家でも人間用シャンプーを使ってみた経験から、犬用シャンプーと人間用の違いは何?選び方のポイントやおすすめのシャンプーを紹介!というタイトルで詳しく説明していきます。

ぜひ最後までお付き合いいただき、今後のシャンプー選びに役立ててください。

犬用シャンプーと人間用シャンプーの違いを知ろう!

トイプードルのシャンプーの頻度はどれくらい?

まずは、犬用シャンプーと人間用のシャンプーの違いを知っておきましょう。

犬用シャンプーと人間用シャンプーとの大きな違いは、pH値の違いです。

pH値とは、液体が酸性なのかアルカリ性なのかを表す数値です。

では、犬用シャンプーはどちらかというと、中性から弱アルカリ性で作られています。

対して、人間用のシャンプーは弱酸性に近づけて作られています。

一昔前のシャンプーのコマーシャルで、「お肌に優しい弱酸性の○○」といった映像が流れていたことを覚えていませんか。

このことから、犬用シャンプーは「中性から弱アルカリ性」人間用のシャンプーは「弱酸性」であるということです。

全然違うことがわかりますよね。

では次に、犬用シャンプーの特徴と人間用シャンプーの特徴をそれぞれ説明していきます。

犬用シャンプーの特徴

最初に、犬用シャンプーの特徴について説明していきます。

犬用シャンプーがなぜ「中性から弱アルカリ性」でなければならないかですが、次のようになります。

まずは、pH値ですが、中性値の数値が、「7」となっていて数値が多いほどアルカリ性となり最大数値は「14」となっています。

犬の皮膚のpH値は、7.4程度だと言われています。

さらに、犬の皮膚の厚みが人間の皮膚の厚みより薄く、人間の赤ちゃんの皮膚の厚みの半分ほどと言われていますのでできる限り、皮膚に刺激の少ないシャンプーを選ぶ必要があります。

このことから、犬用シャンプーが「中性から弱アルカリ性」でなければならないことがわかります。

人間用シャンプーの特徴

次に、人間用シャンプーの特徴について説明していきます。

犬の皮膚のpH値は、7.4程度に対して、人間の頭皮や髪の毛のpH値は、4.5~5.5程度で「弱酸性」です。

人間の頭皮を健康な状態に保つためには、「弱酸性」を保つのが良いとされています。

なので、人間用のシャンプーは「弱酸性」が良いことがわかります。

犬用シャンプーの種類とその選び方

トイプードルのシャンプー体全体のすすぎ

犬用のシャンプーの種類とその選び方を解説します。

犬用のシャンプーの種類を大きく分けると次の2つになります。

  • 美容目的のシャンプー
  • 薬用目的のシャンプー

まず1つ目の、美容目的シャンプーというと専門的なように聞こえるかもしれませんが、普通に使うためのシャンプーのことを言います。

2つ目が、薬用目的のシャンプーは、皮膚に疾患がある場合などの症状を改善させるために使うシャンプーです。

では、それぞれ細かく説明していきます。

美容目的のシャンプー

美容目的のシャンプーは、たまった汚れを落とし毛並みをきれいにして、サラサラの被毛にする効果の期待できるシャンプーです。

最近では、犬の皮膚に優しいものや無香料のものなどたくさんの種類のシャンプーが出てきています。

普段家庭でシャンプーをする場合、使っているシャンプーの成分などを見たことがありますか?

実は私も最初の頃はシャンプーの成分を見て選んでいたのではなく、犬用でさらに購入したペットショップがトリミング時に使用していた物を使っていれば大丈夫だと思い選んでいました。

シャンプーをした後に特別問題がなければそれで十分だと思います。

しかし、シャンプーをしたにもかかわらず、すぐにかゆがって体をかいてみたり、フケっぽくなったり、べたついたりしてはいませんか。

このような場合は、シャンプーがあっていない可能性があります。

実は我が家でもシャンプーをしたあとすぐにべたついてしまった子かいました。

そこで、人間用の、せっけん由来のやさしいシャンプーを薄めて使ったときもありました。

シャンプーを変えて、半年~1年程度はべたつきもなくなり問題ないと思っていたところ、1年半ほど経過しまたべたつくようになってきましたので、成分などを調べ、シャンプーを選びました。

さらに、シャンプーする頻度も関係しています。

きれいにしようと、頻繁にシャンプーをしても、逆に皮膚が乾燥してしまい皮膚の状態を悪化させてしまう場合もあります。

シャンプーの頻度は、「トイプードルのシャンプー頻度はどれくらい?おすすめの洗い方や攻略法も解説!」の記事で紹介しています。

話を戻しますと、シャンプーをした後にかゆがっていたりしたら、シャンプーを変えてみる必要があると思います。

シャンプーをしてみて分かることもありますので、愛犬の被毛や皮膚の状態をみてシャンプーをえらぶようにしましょう。

しかし、どのようなシャンプーを選んで良いのか悩みますよね。

シャンプー選びに困った場合は、商品の説明や、ネット上の口コミなどで判断しないで、かかりつけの動物病院や、ペットショップやブリーダーに相談してみましょう。

薬用目的のシャンプー

薬用目的のシャンプーは、前のところで紹介したとおり、シャンプーのあとすぐにかゆがったりした場合には、通常の犬用のシャンプーを使用するのではなく、薬用目的のシャンプーを使用してみてください。

特に、薬用目的のシャンプーを選ぶ場合は、自分で選ぶのではなくかかりつけの動物病院に相談をするようにしましょう。

犬の皮膚トラブルは、皮膚病を発症する可能性もありますので、シャンプーあとに異常を感じたら早めに動物病院へ相談してください。

おすすめの犬用シャンプー3選を紹介

我が家でもこれまで色々なシャンプーを使ってきました。

ここでは我が家で使ってきた中での、おすすめの犬用シャンプー3選を紹介します。

  1. たかくら新産業【A.P.D.C. ティーツリーシャンプー】
  2. キタガワ【シャンメシャン自然のシャンプー】
  3. レッドハート【自然流 全犬種用シャンプー】

では、細かく説明して紹介します。

たかくら新産業【A.P.D.C. ティーツリーシャンプー】

たかくら新産業の【A.P.D.C. ティーツリーシャンプー】

※画像:たかくらとくらすonline storeより

最初に、たかくら新産業の【A.P.D.C. ティーツリーシャンプー】を紹介します。

植物由来のナチュラルな香りと効果

A.P.D.C.シリーズの特長を実感できるシャンプーです。

清浄効果のあるティーツリーをはじめとした6つの植物成分と紅藻エキス&植物性ヒアルロン酸が、やさしく洗い上げ、被毛をふんわりしなやか、するりとなめらかな仕上がりに。泡切れ、水切れがよく、使いやすさも抜群。

上質なエッセンシャルオイルの爽やかな香りも人気の理由です。

引用:たかくらとくらすonline storeより

ティートリーはオーストラリア原産の常緑植物で、古くから抗菌剤として活用されてきた天然のティーツリーオイルです。

我が家では、このたかくら新産業の【A.P.D.C. ティーツリーシャンプー】を使っています。

我が家がこのシャンプーを使っている理由は、天然のティーツリーオイルを主成分にした、オーストラリアの植物化学者と共同開発されたシャンプーだということ。

もう一つ、なによりも我が家のトイプードルたちとの相性が非常に良かったことです。

具体的には、洗った後のニオイの反応が一番少なかったこと、かゆがる動作をするまでの期間が一番長かったことです。

このことから、最初のおすすめのシャンプーとしました。

キタガワ【シャンメシャン自然のシャンプー】

キタガワ【シャンメシャン自然のシャンプー】

画像:有限会社キタガワ オンラインより

最後に、キタガワ【シャンメシャン自然のシャンプー】を紹介します。

純植物性ですから排水後100%自然分解されますので、アウトドアでの屋外使用にも最適です。

天然100%ですので人の手にもやさしく、肌の弱い方でも安心してお使いになれます。

ノミやダニの嫌がる天然ハーブエキスを使用しています。

何度か洗ううちにこしのある毛になっていくのがわかります。

引用:有限会社キタガワ オンラインより

このシャンプーは、泡立ちが良く比較的にすすぎも早く、やさしい感じです。

なによりも皮膚に優しい感じを受けました。

理由は次の通りです。

我が家のなかで被毛のボリューム感がなく、少し皮膚の弱い子にためしてみたところ、被毛のボリューム感も増え、かゆがる頻度も少なくなりました。

皆さんのお宅の愛犬が、フケが出たり毛につやがなくカサカサだったり、ひどい場合には皮膚が荒れて赤くなり、絶えずなめたりしていませんか。

我が家の経験から、このシャンプーを一度試してみても良いと思い、おすすめのシャンプー

レッドハート【自然流 全犬種用シャンプー】

レッドハート【自然流 全犬種用シャンプー】

画像:レッドハート株式会社 自然用(犬猫シャンプー)より

次に、レッドハート【自然流 全犬種用シャンプー】を紹介します。

今まで化学合成の洗浄成分を使用したシャンプーで毛や肌にトラブルを起こしていたペットにも安心です。

天然系素材100%、皮膚・被毛に優しい成分です。

東洋・西洋ハーブ、植物エキスの成分が皮膚と被毛を優しくつつみます。

洗い上がりは、独特の風合いを持ち、ふんわり感が長持ちします。

引用:レッドハート株式会社 自然用(犬猫シャンプー)より

手触りがよく、トリミングサロンなどの業務用として使用されているようです。

以前、我が家で使っていたトリミングサロンでも使用されていました。

商品が店頭には並んでいないものも多いため、知名度があまり高くはないかもしれません。

しかし一度、試してみる価値はあると判断し、おすすめのシャンプーとしました。

まとめ

犬用シャンプーと人間用との違いは何か?まとめ

犬用シャンプーと人間用の違いは何?選び方のポイントやおすすめのシャンプーを紹介!

要点をまとめると次の通りです。

犬用シャンプーと人間用の違いと比較を説明し、犬用シャンプーの種類と選び方を解説

そして最後に、おすすめの犬用シャンプー3選を紹介しました。

  1. たかくら新産業【A.P.D.C. ティーツリーシャンプー】
  2. レッドハート【自然流 全犬種用シャンプー】
  3. キタガワ【シャンメシャン自然のシャンプー】

今回は、犬用シャンプーと人間用の違いは何?選び方のポイントやおすすめのシャンプーを紹介!というタイトルで説明しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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