トイプードルのパピーカットはいつまで続けられる?成犬との違いや移行時期を解説!

トイプードルのパピーカットはいつまで続けられる?成犬との違いや移行時期を解説! トイプードルに関すること

トイプードルを飼い始めた飼い主さんから、パピーカットって子犬のときだけのスタイルなのか、また、成犬になったら変えなきゃいけないのかと、よくいただく質問のひとつです。

ふわふわの子犬らしさを引き立てるパピーカットは、とても人気の高いスタイル。

しかし、ここで気になるのが「そのままいつまで続けられるのか」という点です。

パピーカットは子犬限定のカットと思われがちですが、実は 成犬になっても維持できるケース があります。

また、毛質の変化や生活スタイルによっては、別のカットスタイルに移行したほうが、かわいくなったりする場合も出てきたりします。

この記事では、

  • パピーカットを続けられる期間の目安
  • 成犬になったときの違い
  • 他のカットスタイルへの移行タイミング

について、初心者の方でもわかりやすく解説していきます。

トイプードルのパピーカットはいつまで続けられる?

トイプードルのパピーカットはいつまで続けられる?

トイプードルのパピーカットはいつまで続けられるかというと、決まりはありません。

なぜかというと、成犬になってからでも続けられるカットスタイルで、トリミングサロンでも「パピーカット」という名称で成犬のカットを依頼されることは珍しくありません。

要するに、飼い主さんの好み(可愛らしさ重視/大人っぽさ重視)や、被毛の質や伸び方(毛量が多い子は管理のために別スタイルに移行することも)で決められる場合もあります。

そこで、パピーカットの目的を紹介したいと思います。

本来のパピーカットは、子犬期のカットスタイルのことを言い、初めてのトリミングに慣れる、子犬期のふわふわした被毛や皮膚に負担をかけないという目的で行われることが多いです。

パピーカットがどんなスタイルなのか、実際に体験した様子を知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
👉 トイプードルが4ヵ月でパピーカット!初めてのトリミングで可愛さ倍増!

実際、生後4か月前後で初めてパピーカットを経験する子が多く、その可愛らしさに魅了される飼い主さんも少なくありません。

さらに、成犬になると毛質が硬くしっかりしてきますが、ふわふわした感じでカットして、子犬らしい雰囲気を残すことは十分可能です。

なので、トイプードルのパピーカットはいつまで続けられるかというと、「何歳まで」という明確なルールはなく、子犬期を過ぎてもライフスタイルに合えば続けてOKということになります。

パピーカットと成犬のカットの違い

子犬の頃に人気のパピーカットですが、成犬になっても続けられる一方で、他のカットスタイルに移行する飼い主さん もいます。

ここでは、パピーカットと成犬の代表的なカットの違いを整理してみましょう。

成犬のパピーカット(成犬でも可)は、全体的にふわふわした感じにそろえるシンプルなスタイルで、子犬らしさを保つことができます。

成犬のカットは次の通りです。

まず一番人気の、テディベアカットは、成犬トイプードルの定番スタイルで、顔まわりを丸く整え、ぬいぐるみのような雰囲気になり、大人っぽい可愛さが出ます。

そして、顔バリスタイルは、顔のマズルの部分の毛を短くカットし、凛々しい印象にすることで、食べ汚れや涙やけがつきにくくなり、スタイリッシュ」な仕上がりを好む方に人気があります。

最近はあまり見られなくなった、ラムクリップ(ショークリップに近いスタイル)で、足や顔を刈り上げて、スッキリと清潔感を重視するスタイルです。

このように、パピーカットは「子犬感を残す」スタイルですが、成犬になると 生活環境や飼い主さんの好み に合わせて別のスタイルへ移行するケースもあります。

パピーカットから成犬用のカットスタイルへの移行時期

パピーカットから成犬用のカットスタイルへの移行時期については、特別決まりがあるわけではありません。

しいて言えば、子犬の時期特有のふわふわした感じの柔らかい毛から、巻き毛が強くしっかりした感じの毛に生え変わる、おおむね6ヶ月から12ヶ月頃より後の時期がいいと思います。

この毛が生え変わる時期については、個体差があり、1歳半から2歳頃になる個体もあります。

なので、カットスタイルの移行時期は、特別決まりがあるわけではありませんが、成犬の毛質に変わった後の時期がいいと思います。

実際我が家でも、それぞれの子の状態を確認しながら、成犬の毛質に生え変わった頃に、パピーカットから成犬用のカットスタイルに移行しています。

まとめ

トイプードル【カットの比較 まとめ】

トイプードルのパピーカットはいつまで続けられる?成犬との違いや移行時期を解説!はいかがでしたでしょうか。

パピーカットは名前の通り「子犬期のカット」と思われがちですが、実際には成犬になっても続けられるスタイルです。

子犬期は「トリミングに慣れる」「毛や皮膚に負担をかけない」目的で行う、成犬期でも、ふんわり短めに仕上げて「幼い可愛さ」を残すことができる。

一方で、テディベアカットや顔バリスタイル、ラムクリップに移行すると「大人っぽさ」や「機能性」を重視できる。

つまり「いつまでパピーカットを続けられるか」というよりも、飼い主さんの好みやライフスタイルに合わせて選んでOKなのです。

可愛さを大切にするのも良し、実用性を優先するのも良し。愛犬の個性に合ったスタイルを一緒に見つけていくことが、飼い主さんにとっても愛犬にとっても幸せな選択になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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