犬が飼い主以外の顔を舐めるときの心理を解説!甘え・服従・不安のサインとは?

犬が飼い主以外の顔を舐めるときの心理を解説!甘え・服従・不安のサインとは? 犬全般に関すること

来客があったときや散歩中など、犬が飼い主以外の人の顔をペロッと舐めること、ありませんか?

「うちの子、どうして知らない人にも舐めるの?」と驚く飼い主さんも多いはず。

実はこの行動には、単なる愛情表現だけでなく、犬の心理やその場の空気を感じ取るサインが隠れています。

この記事では、「犬が飼い主以外の顔を舐めるときの心理」を中心に、甘え・服従・不安といった感情面から詳しく解説します。

犬が飼い主以外の顔を舐めるときの心理

犬が飼い主以外の顔を舐めるときの心理を解説!

犬が顔を舐める行動にはいくつかの意味があります。

それは「好き」だけでなく、「安心したい」「様子をうかがいたい」といった、繊細な感情の表れでもあります。

犬が飼い主以外の人の顔を舐めるとき、甘えや好意として、その人を“受け入れたい”または“気に入った”と感じている可能性があります。

犬は相手のにおいや反応を見ながら、「この人は安心できる」と判断します。

特にトイプードルのような社交的な犬種は、自分のテリトリーに入ってきた人にも興味を持ちやすく、「こんにちは」という気持ちを込めて舐めることがあります。

さらに、犬にとって顔を舐める行為は「あなたに敵意はありません」というメッセージ。

群れの中で上位の存在に従う意味合いを持つこともあります。

初対面の人に対して舐める場合、その人が穏やかで優しい雰囲気を持っていると感じ、「安心できる存在」と受け止めていることが多いです。

一方で、緊張や不安を落ち着かせようとする行動で、飼い主以外の顔をしつこく舐める可能性もあります。

この場合は、前述で、“受け入れたい”または“気に入った” という状況での舐め方とは少し違い、少し、恐る恐る舐めていると思います。

このような舐めかたをしている場合、飼い主としては、舐めているから大丈夫だと安心するのではなく、慌てることなくゆっくりと辞めさせることも必要だと思います。

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飼い主以外を舐めるときの“状況別サイン”

飼い主以外を舐めるときの“状況別サイン”があります。

  • 来客のとき
  • 散歩中に他人に舐めるとき
  • 動物病院など緊張する場所

それぞれ説明していきます。

来客のとき

犬は来客の匂いや動きを観察しています。

舐めるのは「あなたを受け入れますよ」という挨拶のサイン。

ただし、落ち着きがなくしつこい場合は、興奮していることもあります。

散歩中に他人に舐めるとき

犬は外の世界で多くの刺激を受けています。

他人に顔を舐めるときは、においや雰囲気から「この人は優しそう」と判断していることが多いです。

動物病院など緊張する場所で

診察台の上でスタッフの顔を舐めることがあります。

これは「助けて」「落ち着きたい」という気持ちの現れ。

不安を和らげるための自己防衛行動です。

飼い主以外を舐めるときの注意点

犬が飼い主以外の顔を舐めるときの心理 のところで、緊張や不安を落ち着かせようとする行動で、飼い主以外の顔をしつこく舐める可能性もありますと、説明しました。

このことを含め、飼い主以外を舐めるときの注意点があります。

相手が犬に慣れていない場合ですが、犬好きな人なら笑って受け入れてくれるかもしれませんが、犬が苦手な人にとっては驚きや不安を感じることもあります。

散歩などの外出先などで、犬に近づいてきた人の顔を舐めようとしたら、軽く制止して「おすわり」などで落ち着かせましょう。

落ち着いた後にもかかわらず、何度も舐め続ける場合は、軽いストレスサインの可能性があります。

飼い主としては、危険回避のためにも、優しく辞めさせるようにしましょう。

あとは、感染症のリスクもあるということも理解しておきましょう。

犬の口内には多くの細菌が存在します。

免疫力の弱い人や小さな子どもの顔を舐めるのは避けたほうが安全です。

普段から口腔ケアや歯磨きをしておくことも大切です。

トイプードルが“飼い主以外を舐める”ときの特徴

トイプードルは社交的で人懐っこい反面、環境の変化や人の感情にとても敏感です。

飼い主以外を舐めるのは「好奇心」と「安心」の混ざった行動。

その人がリラックスしていれば、犬も安心して近づき、舐めることがあります。

反対に、相手が緊張していると犬も警戒し、舐める代わりに距離を取ることも。

犬は表情や声のトーンで、相手の“心の波”を感じ取っているのです。

まとめ

犬が飼い主以外の顔を舐めるときの心理を解説!【まとめ】

犬が飼い主以外の顔を舐めるときの心理を解説!甘え・服従・不安のサインとは?はいかがでしたでしょうか。

犬が飼い主以外の顔を舐めるとき、そこには甘え・服従・安心・不安といった感情が入り混じっています。

その子なりに「仲良くしたい」「安心したい」と感じているのです。

行動そのものは自然なものなので、相手の反応を見ながらやさしく見守ることが大切。

その一瞬一瞬が、犬と人との“心の距離”を教えてくれます。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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