愛犬が寝てるとき「クゥ…」「ワンッ」と小さく声を出していることはありませんか?
まるで夢を見ているようなその寝言に、思わず微笑んでしまう飼い主さんも多いはず。
犬が寝言を言う時、そこにはリラックス・安心・感情の再現といった深い意味があります。
この記事では、犬が寝言を言う心理と原因をわかりやすく解説しながら、見守り方や注意すべきポイントもお伝えします。
犬が寝言を言うの時のかわいい声
冒頭文でも言いましたが、犬が寝言を言う時のかわいい声をだしていることありますよね。
犬が寝言を言うのは、人間と同じく夢を見ている時に起こります。
犬の眠りにも「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」があり、寝言はレム睡眠のタイミングで見られることがほとんどです。
レム睡眠中の犬の脳は、昼間の出来事を整理したり、記憶を再構築しています。
その過程で「吠える」「鳴く」「足を動かす」など、実際の行動に近い反応が出るのです。
つまり、寝言は“夢の中で感情を表しているサイン”。
安心している証でもあり、日常が満たされている証拠ともいえます。
寝言の内容は?(私なりの見解)
日々、犬たちを観察していると「この寝言は、きっとあの時の夢だな」と思うことがあります。
ここでは、ブリーダーとしての私なりの見解も交えて、寝言の“タイプ別サイン”を紹介します。
クゥクゥ、ピーピーと鳴く
この寝言は安心・甘えのサインであることが多いです。
飼い主と過ごした楽しい時間を夢に見ているようで、
表情も穏やかで、耳やしっぽもリラックスしています。
ワンッ、ウゥッと声を出す
少し力が入ったような寝言は、日中の記憶を再体験しているときに見られます。
他の犬と遊んだり、外で興奮した出来事を夢の中で再現している可能性があります。
短く鳴いてすぐ静かになる
「クンッ」と小さく声を出してすぐに落ち着く場合は、深い安心の中にいる証拠です。
飼い主の気配や匂いを感じながら、「そばにいるんだ」と安心して眠っているのかもしれません。
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犬が寝言を言うときに見せる“3つの心理”
ここでも、ブリーダーとしての私なりの見解も交えて、犬が寝言を言うときに見せる“3つの心理”を説明していきます。
安心しているとき
飼い主のそばや、いつもの寝床で見られる寝言は幸福のサインです。
犬は安心できる環境でこそ、無防備な姿を見せます。
「今、しあわせだよ」という心の声だと受け取ってあげてください。
日中の出来事を整理しているとき
寝言は脳の記憶整理の一部でもあります。
散歩や遊びなどの楽しかった時間を夢にして、心を落ち着かせているのです。
不安やストレスの解消をしているとき
稀に寝言が大きく、うなされるような場合は、軽いストレスや緊張の反応である可能性も。
そのときは、環境を静かにして安心感を取り戻させてあげましょう。
寝言を言うときにしてはいけないこと
寝言を言っている犬を見て、つい「起こした方がいいかな?」と思うかもしれませんが、できるだけそのまま寝かせてあげるのがベストです。
- 突然触ると、驚いて混乱することがある
- 夢の最中に起こすと、睡眠のリズムを乱すことがある
- 触るなら名前をやさしく呼んでから
寝言を言っているときは、犬が感情を整理している時間。
そっと見守ってあげることで、より深い安心につながります。
トイプードルが寝言を言うときの特徴
トイプードルはとても感受性が豊かで、飼い主との関係を大切にする犬種です。
そのため、安心できる環境では寝言が多く、声のトーンも穏やかです。
反対に、環境が変わったり、飼い主が長時間いないときは、寝言が減ったり、逆にうなされるような声を出すこともあります。
この変化は心のバロメーターとして見てあげると良いでしょう。
まとめ
犬が寝言を言う時の心理と原因を解説!かわいい声の裏にある安心と本音、はいかがでしたでしょうか。
犬が寝言を言うのは、安心して夢を見ている証拠です。
その声には「楽しかったよ」「そばにいてくれてありがとう」という
心からのメッセージが込められています。
もし寝言が聞こえたら、起こさずにそっと見守ってあげましょう。
その穏やかな寝顔こそ、愛情が伝わっている証です。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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