初めて会ったのに、なぜか犬に好かれる人がいます。
犬がその人のそばに寄ってきたり、尻尾を振ってリラックスした表情を見せたり。
一方で、優しく声をかけても距離を取られてしまう人も。
この違いはいったいどこから生まれるのでしょうか?
トイプードルをはじめ、犬たちは“言葉ではなく空気で人を感じ取る生き物”です。
つまり、初対面でも犬に好かれる人は「優しい空気」を自然にまとっている人。
この記事では、トイプードルの行動を例に、初対面でも犬に安心感を与える人の共通点をわかりやすく解説します。
初対面でも犬に好かれる人とは
初対面でも犬に好かれる人とは、まずは言葉より“空気”で伝えていることです。
犬は人の言葉の意味ではなく、声のトーン・呼吸・姿勢・動きのリズムを感じ取って相手を判断します。
とくにトイプードルは感受性が高く、目の表情や手の出し方の“柔らかさ”に安心します。
そして、数秒で印象が決まります。
初対面の最初の5〜10秒がとても大切。
いきなり近づかず、圧をかけずに「待つ」態度をとる人は、犬に好かれやすくなります。
最後は、“近づく”より“来てもらう”を待つこと、犬から一歩近づいてくれるまで待てる人は、パーソナルスペースを尊重できる人。
これが犬にとっての「安全サイン」になります。
初対面でも犬に好かれる人の5つの共通点
それでは、初対面でも犬に好かれる人の5つの共通点を説明します。
- 落ち着いた声と穏やかなテンポ
- じっと見つめない(視線はやさしく外す)
- しゃがんで目線を合わせる
- 強い香り・急な動きを避ける
- “触る前に見守る”を徹底
では、個別に紹介します。
落ち着いた声と穏やかなテンポ
大きい声や早口は緊張を生みます。
低めで柔らかい声、ゆっくりとしたテンポは、犬の呼吸とリズムが合いやすく安心を伝えます。
じっと見つめない(視線はやさしく外す)
真正面からの凝視は犬にとって威圧。
一瞬目を合わせて、すぐにやさしく視線を外すと「敵意はないよ」という合図になります。
しゃがんで目線を合わせる
立ったまま上から手を出すと怖がる子も。
膝を曲げて体を小さくし、横からそっと手の甲を差し出すと受け入れられやすくなります。
強い香り・急な動きを避ける
香水や整髪料の強い香りは、嗅覚の鋭い犬には刺激が強すぎます。
また、急に手を出す・抱き上げるなどの動きはNG。ゆっくり・静かにが基本です。
“触る前に見守る”を徹底
触るタイミングは犬から近づいてきて、体を預けてきた時が合図。
最初は首の横〜胸あたりを軽く撫でる程度で十分です。
犬が苦手に感じる人の特徴(やりがちなNG)
犬が苦手に感じる人、要するにそのやりがちなNGには次のような特徴があるようです。
- 高い声でテンション高めに近づく(急な感情の波)
- 真正面から覆いかぶさる・頭上から手を出す
- 写真を撮ろうとしてスマホを顔の近くに突き出す
- 「かわいい!」と触る前提で手を伸ばす
どれも悪気はない行動ですが、初対面の犬には“圧”として伝わります。
そして、呼吸が浅い・早口・せわしない動きは、犬にも不安として伝染し、不安を感じてしまいます。
まずは「距離の尊重」と「待つ姿勢」を意識しましょう。
トイプードルが感じ取る“優しい空気”とは?
優しい空気=心が落ち着いている状態。
深い呼吸・緩やかな動き・柔らかな目線は、犬の副交感神経を優位にし、安心を育てます。
言葉を尽くすより、静けさで伝える。
トイプードルのような共感力の高い犬は、まさにこの“空気”を好みます。
プードルズハウスで見学のときに大切にしてほしいこと
プードルズハウスで見学のときに大切にしてほしいことがあります。
- 最初の数分は「見る・待つ・匂いを覚えてもらう」
- 犬のほうから一歩近づくまで触らない
- しゃがんで目線を合わせ、横から手の甲をそっと
- 落ち着いた声・ゆっくりした動作で、安心のリズムをつくる
この“はじめのルール”だけで、子犬たちの表情は明らかに柔らかくなります。
ご縁がつながる瞬間は、たいてい静かな時間の中で訪れます。
まとめ
初対面でも犬に好かれる人の5つの共通点を解説!トイプードルが感じる優しい空気とは?はいかがでしたでしょうか。
犬に好かれる人は“空気で優しさを伝えられる人”で、言葉ではなく、あなたの心の落ち着きを感じ取ります。
初対面ほど「待つ」「見守る」「焦らない」。
その静かな優しさが、トイプードルたちにとって一番の安心になります。
プードルズハウスでは、犬が自分から心を開ける空気を大切にしています。
もし“はじめまして”の瞬間からやさしい関係を育てたい方は、見学やご相談でぜひ空気の違いを感じてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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